【目次】①制作物、②制作要件、③工夫した点
①制作物
架空の新オープンのヒーリングプラネタリウムのLPサイト
コンセプト:「星空と癒しと輝き」
制作ツール:Photoshop
②制作要件
<クライアントについて>
<サイトの概要/制作目的>
<デザインイメージ>
<サイトに載せる内容一覧>
- コンセプト
施設紹介(写真付きで施設の紹介)
上映作品(写真付きで上映作品の紹介)
料金(料金表、特典内容の説明)
アクセス(地図の画像、住所、営業時間、電話番号、定休日)
<ペルソナについて>
③工夫した点
●情報設計:
<サイトの内容を決めた経緯>
「働く女性の疲れやストレスを少しでもやわらげ、前向きな気持ちを取り戻してほしい」そんな想いから、このテーマに合うサービスを模索し、たどり着いたのが“プラネタリウム”でした。
プラネタリウムの非日常感は、仕事から少し離れて自分と向き合う時間を作ることができるため、今回のテーマにぴったりだと思い、選びました。
また、プラネタリウムの中には、星空の映像に音や香りなどを掛け合わせた”ヒーリングプラネタリウム”というジャンルがあることに着目しました。
星空が好きな女性も多く、癒しを求めるターゲット層と相性が良いと考え、働く女性が心安らぐ時間を過ごせるようにサービスとサイトを設計しています。
仕事帰りや日常の疲れを感じたときに、プラネタリウムという非日常的な空間でふっと心をゆるめる体験を通して、「明日からまた頑張ろう」と思えるきっかけになれば――
そんな想いをこのサイト全体の世界観に込めて、制作しました。
<内容について>
1.ファーストビューについて
●伝えたい内容:
- ヒーリング要素を取り入れた新しいプラネタリウム施設のオープンを告知
- オープン日を明記し、イベント性と新鮮さを伝える
- 癒しや空間の世界観を感じられるビジュアル・言葉で興味を引く
●効果:
- ファーストビューで興味を引き、自然とスクロールして詳細を見たくなる設計
- 視覚とテキストの相乗効果で「どんな施設か」が直感的に伝わる
●工夫:
- 都市の風景と空を見上げる女性のビジュアルで「都会 × 働く女性向け」というターゲットがわかるようにしています。
- “癒しの時間”をイメージさせる静かな色彩と構図で、ヒーリング体験を想起させるようにしています。
●キャッチコピー:
- 都会で忙しく働く女性たちの日常に、ふと立ち止まりたくなる“癒し”の時間を届けたいという想いを込め、配置しました。
- 施設の世界観(静けさ・温かさ・前向きな気持ちの回復)とユーザーの感情をつなげる役割を担うことを狙いとしております。
2.CONCEPT
●伝えたい内容:
- 施設コンセプト
- 「癒しのひとときを提供する場所」として、訪れる人を温かくお迎えするメッセージ
●効果:
- 「どんな施設なんだろう?」と興味を引かれ、自然と詳細を見たくなるような設計
- 静かな空間と優しい語りかけにより、施設のイメージを直感的に感じ取ることができる
●工夫:
- 丁寧に語りかける内容で、ユーザーが共感しやすくなるように工夫しました。
3.FACILITIES(施設の特徴)
●伝えたい内容:
- 来館した際に何があり、どのような体験ができるかを紹介
- 施設の魅力を簡潔に伝えることで、来館後の期待感を高める
●効果:
- 施設の特徴を知ることで、ユーザーが「最近疲れているし、行ってみようかな?」と思い立つきっかけを作る
- 視覚的にも、施設の様子や体験内容がわかりやすく伝わり、来館後のイメージが明確になる
●工夫:
- 簡潔でわかりやすい情報設計で、読んでいて疲れないように工夫しました。
- 施設内の雰囲気を写真付きで紹介し、実際に訪れた際のイメージと相違がないようにしました。
4.SHOWS(上映作品)
●伝えたい内容:
- 上映作品の内容と特徴を紹介
- どのような作品が上映されるのかを具体的に伝える
●効果:
- 上映作品に興味を持ってもらい、「見てみたい!」と思わせ、上映スケジュールを確認してもらう
- 作品に対する期待感を高め、来館を促す
●工夫:
- ナレーターの名前や特徴も記載し、ユーザーがどんな雰囲気で体験するのかイメージしやすくしました。
- 詳細な作品情報を載せることで、来館前にしっかりと作品について理解してもらい、期待感を持たせる効果を狙いとしております。
5.PRICE(料金案内)
●伝えたい内容:
- 料金情報の紹介
- オンラインチケット購入への誘導
●効果:
- 料金を確認してもらい、オンラインでチケット購入をスムーズに行ってもらう
- シンプルで分かりやすい料金案内により、迷わずチケット購入へ進んでもらえる
●工夫:
- 料金情報をシンプルな一覧表にまとめ、誰が見ても迷うことなく理解できる設計しました。
- バースデー特典などの割引情報も一緒に記載し、気軽に来館してもらえるように工夫しました。
- 上映作品を見た後、すぐに料金確認からチケット購入へ進めるように流れを作成しました。
6.ACCESS
●伝えたい内容:
- 施設までのアクセス方法
- 営業時間や最寄り駅、施設の位置など、施設に関する基本情報
●効果:
- アクセス情報と営業時間を確認後、「行くのが楽しみだな」と思ってもらう
- 来館を心待ちにする気持ちを高める
●工夫:
- アクセス情報はシンプルに設計しました。
- 最後に温かみのあるメッセージを添え、訪れることへのワクワク感を感じられるような温かいメッセージを添えました。
デザイン:
<配色について>
配色設計では、「静けさに包まれ、安心して星と向き合える時間」をテーマに、ユーザーが深くリラックスできる配色を意識しました。
このサイトに訪れた方が”夜空に浮かぶ星のような静けさ”を感じられるよう、視覚的なトーンと情報設計のバランスに配慮しています。
●工夫:
- 強調色にはゴールド(⑥)を1色に絞り、自然な視線誘導と集中を妨げない安心感を両立しました。
- 背景は、星座を配置したり①〜⑤のブルーグラデーションで構成し、夜から朝へと移ろう空の変化を表現しました。
背景のグラデーションには、「夜の静けさに癒され、明日への小さな希望とともに朝を迎える」という気持ちの流れを込めています。
単なるビジュアル表現にとどまらず、ユーザーの感情に寄り添う時間のデザインを目指しました。
<ロゴ>
このロゴは、「働く女性が静かに心を休め、また明日を迎えられる場所」をイメージしてデザインしました。
●工夫:
- 月のモチーフは、やさしく包み込むような癒しと安心感の象徴のイメージしました。
- 北斗七星は、迷いがちな心をそっと導く“道しるべ”として配置しました。
- 全体のトーンは、静けさと希望を両立するやわらかなブルーとゴールドで構成しました。
訪れた人が、「ここに来てよかった」と思えるような心の休息の入口としてのロゴを意識して作成いたしました。