■概要
世に出回っているバナー広告をトレース(模写)し、どのようにデザインされているのか分析を行いました。
■デザインの分析
・配色
水色、白、淡い黄色で晴天の空のような爽やかで解放感がある背景にすることで、見る人の気分が明るくなり購買意欲が高まるようにしているのでないかと考えました。
また、高彩度かつ暖色の赤色は誘目性が高いため、『〇〇円』の所が真っ先に目に入るようになっているので、一番伝えたい部分はお得であるというということではないかと思います。
・フォント
カジュアルなスクリプト体が与える印象
『活発さ』『リズム感』『楽しい』『特別感』
ゴシック体が与える印象と効果
『ポップ』『楽しい』『目立つ』『要点だけを端的に伝える』
明朝体が与える印象
『上品』『大人』『真面目』『知的』
この中で誘目性が一番高いのはゴシック体なので、『Premium Weekday』よりも〇〇円オフやキャンペーン期間等が特に目に留まるようにされているのではないかと思います。
■ターゲット層・業界・反省点・学んだこと
・ターゲット層(約20~60代、男女問わず幅広い層)
インターネットを利用する幅広い人々をターゲットにしていると考えました。
・業界
配送業(参考元のバナー広告に「Demaekan」と記載されているため)
・反省点
似ているフォントがなかなか見つからず、同じ印象のバナーにならなかったことです。
・学んだこと
フォントを検索する術を身につけたほうが良いと思いました。
■使用ツール・言語
Illustrator/Photoshop
■見本のバナー広告との比較(左:トレース、右:見本)