┃Issue
グリコポッキーはアメリカではまだ知名度が低く、商品の必要性がまだ顕在化していないターゲットに対して、興味関心を獲得するためのアイデアとクリエイティブ開発が課題となりました。その中で、市場規模が拡大しつつあるeSportsに着目し、カプコンと共同でプロモーションを実行しました。
┃Solution
自身のキャラクターの体力ゲージをPockyのチョコとビスケットと同じ比率になるようコントロールし、その状態で相手を倒すという新しいストリートファイターVの楽しみ方「Pocky K.O.」というルールを作り出しました。
カプコンと共同で「Pocky K.O.」仕様のオリジナルゲーム「ストリートファイターV PockyEdition」を開発し、USAで開かれたストリートファイター世界大会決勝の舞台でエキシビジョンマッチを開催しました。
オリジナルパッケージもデザインし、当日のノベルティに加え、日本やアジアで販売し、話題化されました。
結果、強すぎてもダメ、狙いすぎると逆転をくらいやすいという、格闘ゲーム史上、未だかつてなかったエキサイティングなルールがウケてSNSやメディアで話題になりました。ペイド広告を一切行わなかったにも関わらず日本・北米を中心にこのキャンペーンは拡がり、PR効果だけでなく、ポッキーの売上にも貢献することができました。
Credit
ArtDirection & Design / Client : 江崎グリコ株式会社 Agency : 株式会社博報堂