3kyaku(サンキャク)

OVERVIEW

「事業計画書作成サービス 3kyaku(β版)」とは、融資のための事業計画書をブラウザ上で作成できるサービスです。はじめて事業計画書という高い壁に立ち向かう人の支えになりたいという想いが込められています。このサービス内に登場するキャラクターとロゴ作成、イラストなどを作成しました。

YEAR 2018

3kyaku(サンキャク)

 概要

はじめて起業する人に向けた事業計画書作成サービス。2018年12月にβ版がリリースされました。外部パートナー(コンサルタント、監修ほか)および社内のエンジニア2名とフロントエンジニア兼ディレクターの1名で開発されました。私は、ロゴとキャラクターを担当し、部内のメンバーと意見を交換しながらつくりました。基本的な事業計画書をはじめ、収支計算などをテンプレートを使ってすぐに書きはじめることができるサービスです。

リサーチ・仕様策定: 3ヶ月
プロトタイプ作成: 1ヶ月
開発: 3ヶ月

logoのこと

初期構想

・二人三脚でゴールに向かっていく

・「学ぶ」「書く(知る)」「相談」

・はじめて起業する人を支える

・三本の柱、三人寄れば文殊の知恵

構想段階から、「サービス(私たち)/ユーザー/専門家」という登場人物や、縁起のいいことわざなどを意識し「3」という数字をキーにして作成していきました。ロゴと同じタイミングでキャラクターも考え始めていたので、ブタをイメージつけるものも含まれています。

提案

上の初期構想をメンバーに見てもらい意見をもらったうえで、カタチを絞り込んで提案を出しました。外部監修の方と、フロントエンジニアを兼ねる内部ディレクター、私の3人で話し合いをした結果。"ゴールテープに向かって道を走っている"イメージで作成したシンボルマークが3kyakuのコンセプトとマッチし、支える台にも見えるという事で、下記画像4つめの案でいくことになりました。

3つめの案「シベリア」に関しては、思考が1人歩きしてどこか遠くへいってしまっているのが分かりますが「このサービスが未来、誰かの支えになる」と思いながらロゴを考えている時間がとっても楽しかったです。

キャラクターのこと

初期案

サービス構想の段階で、一緒にいたメンバーの名前をとりプロジェクト名「まなぶ」で進んでいました。サービス内に登場するキャラクターも初期構想段階では、書式を案内するコンシェルジュの「まなぶ君」だったため、キャラクターを考える際は、その情報を元にスタートしました。

キャラクター像に「付箋(ふせん)」「ピザが好き」とあるのも、そのメンバーが付箋にメモをとって机にたくさん貼っていた(それを見えないようにティッシュボックスで隠していました)ことと、ド●ノピザをこよなく愛していたので、キャラづくりの手がかりにしていました。


第1案

第1案はみんなの想像する「まなぶ君」の意見をもらい、初期設定のままイメージをおこしています。やわらかく相談しやすい印象になるよう意識しています。


第2案

第2案はユーザーに親近感/安心感をもって使ってもらえるようにと「事業計画をしたことがあるピザ屋のまなぶ君が教えてくれる」をイメージして提案しました。ピザ屋というキャラがたてば、サービスの世界観もまとまりやすいかなと密かに思っていました。


第3案

第3案はキーワードである「3」から連想した「3匹のこぶた」からイメージをおこしました。「yagish(ヤギッシュ)」でキャラクターになったヤギの実績もあったため「動物キャラでいこう!」とブタに決まりました。


3匹のこぶたのこと

オオカミに飛ばされないお店をつくろうとしていて融資が必要

知識が豊富な長男「まなぶ」

手先が器用な次男「つくる」

人あたり良い三男「みせる」

事業計画書をつくるためこの3匹で力を合わせて頑張っている


メインイラスト

無事に融資を受けられ、ブタたちが開いたお店が大繁盛しているイメージです。ユーザーがこのサービスを使うことによってお店が成功するというゴールを意識しています。窓際ではいい香りにつられて、オオカミがピザを食べたそうにしています。



挿絵

サービス内で使用されているイラストです。

計算しよう

計画しよう

出力しよう

記事サムネイル

フロントエンジニア兼ディレクターの人に教えてもらったcanvaというサービスで作成しました。この時期新人さんが入るかもということだったので、「AdobeのIllustratorなどの専用ソフトがなくても使えるサービスだったら、非デザイナーさんでも簡単なイメージを作成できていいよね〜」という話をしてたので早速使ってみました。


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