トイレ検索アプリのUIデザイン

OVERVIEW

情報設計、UX、ビジュアル作成までの制作プロセスをまとめました。

YEAR 2023 - 2023
  • プロジェクト内容:自主制作
  • 担当:要件整理、情報設計、ユーザーヒアリング、UIデザイン
  • 期間:8日間 (2022年2月3日〜2月10日)


【制作物】トイレ検索アプリのUIはこちら


動画はこちら

本作品は、ポートフォリオ用の架空アプリです。


【プロセス】最終UIに至るまでの流れ

本ポートフォリオは、下記の流れに沿って作成しています。 

  • 要件定義
  • 情報設計
  • 方向性の確認
  • デザイン_ver1.0
  • ユーザーヒアリング
  • デザイン_ver2.0


1. 要件定義:実現すること、ユーザー想定

今回の自主制作では、トイレ検索アプリ作成にあたって基礎情報を最低限網羅したものを目指して作成しました。(BONOのシートを使用)

実際のユーザーの課題解決に見合ったデザインを目指すため、サービス利用をするユーザーの設定を行い、現状の課題・何を解決することがゴールなのかを言語化し設定しました。


2. 情報設計(OOUI):オブジェクトの抽出と整理

想定したユーザーの感情の変化やアクションに沿って行動フローを細かく言語化しました。名詞をUI画面に表示させる候補としての「オブジェクト」をあぶり出す作業を行いました。


3. 方向性の確認:ラフによるアイディア出し・検討

オブジェクトの抽出作業を終えたのち、実際に装飾するための方向性の確認を行いました。どのオブジェクトを、どういった順序で配置することがユーザーにとって良い体験となりえるかを洗い出すことが目的です。

その結果、ユーザーは「いかに早くトイレに行けるか」を重要視すると考え現在地から探す方向性で進むことにしました。


4. デザイン_ver1.0:情報を網羅したUIの作成

ワイヤーフレームを元にUIを作成しました。

デザインVer1.0はこちら

この段階で、必要な情報・条件を網羅した最低限のUIに整理することができました。


5. ユーザーヒアリング:センターピンの特定

ここまで制作した状態から、さらに「他社サービスと比較した際の優位性をどこに置くか」「何がユーザー体験として価値あるものになるのか」という視点を得てデザインへ反映させるために、友人に上記のver1.0デザインを実際に見て操作してもらい、フィードバックをもらい方針を決定することにしました。


ヒアリングの結果、「たんにトイレにたどり着くことがゴールではない」ということがわかりました。なぜなら、ユーザーはトイレに到着したからと言って安心できるわけではなく、個室に入って初めて不安感から解放されるためです。


これを受け、サービスの肝となる要素は「急な腹痛への不安感を解消すること」であると考えました。これまでは「近くのトイレの場所を知りたい」というのを1番重要な課題と認識していましたが、ヒアリングを通して「多少距離があっても空いているトイレの場所を知りたい」という課題がより重要だと認識しました。デザイン_ver2.0ではこの点をトイレGoコア価値として置くことにしました。具体的なアイデアとして、「空室状況の表示」等を追加します。


6. デザイン_ver2.0:UIブラッシュアップ、完成

ユーザーヒアリングを経て明らかになったトイレ検索サービスの立ち位置・優位性をもとに、Version1.0から再度デザインをブラッシュアップしました。


【Version2.0の工夫点】

  • MAPを見ると一目で空室がわかるUIを作成した点
  • 他社サービスでの課題であったトイレを投稿する人が少ないという点をトイレを投稿することによって正露丸等と交換できるポイント機能を追加した点
  • 申請フローに「カレンダー的に出張予定を記入してもらう」体験を取り入れることで、タスク的なものをこなす思考にならず、楽な気持ちで入力ができる点
  • 登録後、アプリを通して得られる体験を説明しメイン画面へと遷移させることでアプリ利用者がすんなりと当サービスを利用できるようにした点
  • トイレ設備の有無を記載することで状況に合ったトイレを検索できるようにした点


【反省点】
・実装可能性について要件決めの段階から注意深く考える必要があると感じた点(出戻りを減らす)
・インタビューを録画し、マッピングするなどしてカスタマージャーニー分析を行うなどして1人の人間を徹底して深掘りできるとより精度が上がるのではないかと感じた点
 

これらの工程を経て、冒頭の最終アウトプットまで完成となりました。今後はこれまで以上にユーザーに寄り添ったUI/UXを作成することが目標です。

最後までご覧いただきありがとうございました。