この記事では、学校で発表した資料をRESUME向けに抜粋したものの画像を貼っていきます。
ここで使っているモデルのうち、ウマ娘のモデルはニコニ立体にて配布されているMMDを変換したものです。
ここまでが、背面法アウトラインの基本原理です。
しかし、これだけではいくつか課題点が発生します。
ここからは、その対策を紹介します。
学校で発表した内容はもう少し長いですが、ここに貼ったスライドのスクショでも、背面法アウトラインの原理や違和感をなくす方法がある程度わかるのではと思います。
この技術を発表するにあたって参考にした資料があるのでそれも紹介します。
これは2024年08月 に開催されたCEDEC2024にて講演された、「3Dでキレイな線を引くために。ギルティギアシリーズのトゥーンライン制御テクニック」のリンクです。(資料のダウンロードにはログインが必要です)
僕の作品の一つである「シグナルレイダーズ」にも似たような方法で輪郭をつけているのですが、この作品では、マルチパスシェーダーではなく、モデルを作っている段階で輪郭をつけているので、今後の作品で背面法アウトラインが使えそうな場合に使っていこうと思います。