【課題】LP制作(ワイヤーフレーム・デザインカンプ)
SHElikes PRO デザイナーにて、 要件書とワイヤーフレームに沿って、LP制作に取り組みました。SP版は情報設計を行い、ワイヤーフレームを制作。PC版デザインカンプでは、情報設計からビジュアルデザイン(配色・フォント・装飾)まで制作しました。(制作期間2週間)
制作物

課題要件
◯クライアント情報:WORK ,inc
30代女性を中心としたビジネスパーソン向けに、都内でコワーキングオフィスを運営。
キャリアアップを目指し、仕事や勉強に励む意欲的な人々が集まるコミュニティとしても機能している。
◯目的
- WORK lounge AOYAMAの新規会員の獲得
- 広告・SNS流入者を申し込み・見学予約へ繋げる
◯ターゲット
- 都内で働くキャリア志向の30代前後のビジネスパーソン
- 経済的余裕があり、外交的で自己投資に積極的な層
◯入れたい要素
ロゴ(色変更は可、装飾・変形不可)
ペルソナ
川上望美(32)
東京都目黒区在住
既婚、夫と二人暮らし
IT系メガベンチャー勤務。8年目。広報部部長。
◯ライフスタイル・価値観
- 平日・休日ともに、仕事や学びを通じて自己成長を大切にしている
- キャリアアップや自己投資への関心が高く、前向きに挑戦したい価値観を持つ
- 人とのつながりやコミュニティを重視し、充実した時間や空間を求めている
- 出社機会を前向きに捉え、時間を有効活用しながら快適に働ける環境を求めている
- 「成長・自由・選択肢・上質さ」を重視し、自分らしく過ごせるライフスタイルを大切にしている
◯背景・課題
- 出社回帰の流れの中で、自宅外で過ごす時間に新たな価値を求める人が増えている。
- 単なる作業場所ではなく、刺激や出会い、自己成長につながる環境へのニーズが高まっている。
- 通勤ラッシュを避けられる滞在場所や、日常とは異なる洗練された空間も求められている。
◯届けたい価値
- 落ち着きと程よい刺激が共存する空間で、居心地の良さと特別な体験を得られること。
(カフェスペースや交流エリア、安心して利用できるセキュリティ環境) - 同じ志向性を持つプロフェッショナルと繋がり、刺激や学びを得られること。
(自己成長の機会提供、コミュニティとしての価値)
情報設計
- 全体を通して、青山コワーキングラウンジの洗練されたイメージを損なわないよう、不要な装飾や情報は極力削ぎ落としました。
- 余白を意識的に多く取り、視覚的なノイズを抑えることで、空間そのものの上質さをLP上でも表現しています。

第一印象の強化、施設のブランド感の可視化、 離脱防止
- メインビジュアルを前面に配置し、一目で施設の世界観や雰囲気が 伝わる構成とした。現状はテキスト中心であるため、スクロール前に離脱する可能性があると考え、視覚的訴求を強めることで滞在時間の向上を狙った。また、ロゴを明確に配置することで、施設としての信頼性やブランド印象の定着を図った。
ヘッダー
- 追従型に設定し、ユーザーがスクロール中でも常にメニューへアクセスできる設計にした。
- ヘッダー内にCTAボタンを配置することで、どのタイミングでもアクションを起こせる導線を確保した。
- ロゴも常時表示させることで、無意識下でもブランド認知が蓄積されるよう意識した。
コンセプトの再配置
- 現状はテキスト量が多く、情報が分散している印象があるため、コンセプト文を整理し、ビジュアル後に配置する構成へ変更した。これにより、世界観を直感的に伝えた後、言語情報で補強する流れを意識している。

NEWSセクションの追加
- 「自己成長の機会」や「コミュニティとしての価値」を提供したいという課題に対し、NEWSセクションを追加。イベント情報を掲載することで、交流や学びにつながる場としての魅力を伝えられるよう設計した。
SPACE(施設・設備)
- 施設内の充実度をより強く訴求するため、横並び構成から縦並び構成へ変更した。縦に配置することで各スペースを丁寧に見せることができ、画像サイズも確保できるため、ペルソナへの付加価値として居心地の良い『第三の場所、安心で充実した作業空間』といった体験価値が伝わりやすくなると考えた。

SYSTEM(ご利用方法)
- テキストのみで構成すると情報量が多くなり、重たい印象を与えて離脱につながる可能性があるため、画像を取り入れることで視覚的に理解しやすくし、自然にスクロールを促す設計にした。
- 1・2・3と順序のある情報であるため横並びに配置することで、流れを直感的に理解しやすくし、視認性を高めている。

PLAN(ご利用プラン)
- 一番訴求したいプランを中央に配置し、サイズや配色に強弱をつけることで、自然と視線が集まり、入会を促せるよう設計した。
- ページ中央の本セクションは、利用プランなどの詳細情報まで閲覧した“入会意欲の高いユーザー”が到達すると想定し、CTAボタンを設置。会員登録への導線を強化した。

FAQ(よくある質問)
- アコーディオン式を採用することで、必要な情報のみを展開できる設計にした。これにより情報量を抑えつつ、ページ全体のすっきりとした印象を保ちながら可読性を高めた。

フッター
- ページ最下部にもロゴを配置することでブランド認知を高め、印象に残る構成とした。
- SNSアイコンを配置することで、ユーザーが他媒体からも情報を得られる導線を用意し、ブランドへの接触機会を広げる設計にした。
デザインコンセプト
- 洗練された青山という立地にふさわしい、上質で落ち着いたコワーキングスペースをコンセプトに制作
- 働く人が日常の延長線上で自然に立ち寄れ、集中と交流のどちらも叶えられる「もうひとつの拠点」を表現
- 余白を活かしたデザインで、静けさと信頼感を演出
ビジュアルデザイン
◯配色
青山という立地やペルソナをもとに、上質で洗練された空間を想定し配色を決定しました。

ベースにはやわらかなベージュを使用し、落ち着きと馴染みやすさを表現しています。
ダークブラウンを組み合わせることで、信頼感や安定感を持たせ、全体を引き締めました。
アクセントにはモスグリーンを取り入れ、重くなりすぎない軽やかさと知的な印象を加えることで、集中や成長といった前向きな価値観を視覚的に補強しています。
色数をあえて絞ることで余白を活かし、「洗練・余白・信頼感」という世界観を表現しました。
◯フォント


- 日本語フォントには游ゴシックを使用し、視認性の向上を図りました。
- 英字にはRobotoを採用し、シンプルで落ち着いた印象を与えています。
- 装飾を抑えた可読性の高いフォントを組み合わせることで、情報の読みやすさを確保しながら、洗練された上質な空間の雰囲気を表現しました。
◯工夫したところ
コンセプトを軸に、世界観をぶらさないことを意識しました。
配色・フォント・余白の取り方を統一し、上質で洗練された印象を損なわないよう設計しました。
◯制作を通して学んだこと
今回の制作を通して、LPは単なる情報掲載ページではなく、目的達成のために緻密に設計されたものであることを学びました。
ターゲットやコンセプトを軸に、情報の優先順位や導線を組み立てる重要性を実感しました。
また、デザイン性と情報伝達のバランスを取ることの難しさを感じると同時に、視点を柔軟に持つことの大切さを学びました。