【架空案件】ロゴ制作_やまのしずく

OVERVIEW

自分でコンセプトから考えて架空のロゴを制作しました。

YEAR 2024

目次

1.ロゴ画像
2.制作情報
3.ロゴコンセプト
4.制作過程
5.制作ポイント


1.ロゴ画像

2.制作情報

・目的
 山の中にあるパン屋さんのロゴ制作

・ターゲット
 20代〜30代の自然好きや静かで落ち着いた場所でリラックスしたい方々。

・使用ツール
 Illustrator

3.ロゴコンセプト

・ロゴコンセプト
 山の恵みを「一滴一滴」感じられるような、手作りの温かいパン屋さんです。 自然の風景が広がる中、朝露に濡れた葉や、清らかな山の湧き水、そして澄んその「しずく」がひとつひとつ集まり、焼きたてのパンの中に溶け込んでいるようなイメージです。山の自然の中にぽつんと佇む「隠れ家」的な存在でありながら、訪れた人の心を満足することを目指しています。 

・名前の由来
 山の水や空気の清らかさを感じられるパン作りにこだわるお店。自然の「しずく」がパンに染み込み、お客様に届けられる様子をイメージしました。

 「しずく」には、自然の恵みが受け止められたものという意味が込められています。 一粒一粒の水滴が集まり、大きな恵みとなるように、「やまのしずく」では丁寧に素材を選び、丁寧に育てた酵母と、シンプルでナチュラルな食材を使用。パンが「心の栄養」となるように、一つ一つを心を込めて作ります。 

・ストーリーとメッセージ
「やまのしずく」は、都会の忙しさから少し離れて、自然の中で一息つきたい人のための場所です。 まるで山のしずくのように、小さなひと時が静かに心に残ります。の恵みと暖かさを少しずつ届けたい」という願いを込めて、訪れる人がリフレッシュできるパン屋さんを目指しています。

・ロゴが目指す場所
 自然を存分に活かした真心溢れる温かいパン屋さん  

・デザインの雰囲気
 やさしさを感じるあたたかみのある雰囲気 

4.制作過程

・パンと屋根の制作過程

・フォントの選定過程

5.制作ポイント

・山
 家の屋根を表現し、パンを囲うことで山の中にある隠れ家パン屋さんを表現しました。頂点の丸は日が昇る様子を表現し、朝早くから仕込みをしているパン屋さんのイメージに寄せました。

・葉(しずく)
 店名でもあるしずくを植物の葉に似せて表現しました。1つ1つのしずくが集まったような形にすることで恵みや素材の豊かさを感じさせる雰囲気を狙っています。

 山の下に配置することで山からのしずくや植物であるかのように感じさせ、それらがパンに溶け込んで自然の恵みを素材にしているかのように表現してみました。

 加えて、葉脈も表現することで山から澄んだ水が流れているような印象を与えるとともに、水という漢字にも見えるので、草木のみならず、水も澄んでいるイメージを湧かせます。

・パン
 パンの形をあえて整えず、少しバランスを崩すことで手作りであることを伝えます。パンの厚みに奥行きをもたせることで手間をかけて大きく膨らむように作っている努力の跡(工夫)を表現してみました。

 加えて、パンに顔を形作ることで、真心をこめて丁寧にパンを作っている気持ち、作ったパンを食べていただいた方に笑顔になってもらいたいという願いを表現しております。やさしそうな顔にすることで山の奥でも抵抗なく訪れやすい雰囲気を醸し出せるよう工夫しました。

 また、小麦に似た植物をパンの下に入れることで、芳醇さと素材に自信があること、豊かに実った小麦を使用しているという印象を与えます。

・フォント(AB-kokoro_no1)

 柔らかみがある丸いゴシック体のフォントで、温もりと親しみのある雰囲気を感じさます。ただ丸みがあるだけではなく、少しカクカクした手書き感のあるフォントにすることで手作りの様子も表現しました。

 また、「ず」の濁点をしずくにして、イラストとの統一感や清らかな水を使用したパンを作っていることを印象づけます。