【架空案件】ECサイト改善提案
架空のECサイトの売上UPを目指したUIUX改善提案を考えました。クライアントが抱えている課題から2つ選択し、改善の必須要件と推奨要件に分けて考えながらUIを設計し、提案資料を作成しました。 制作期間:10日間
■課題概要
①フォームでの離脱率が大きくカートに入っても購入にまで至っている人が少ない
②一回の購買における購入商品数が平均1個となっており、購入単価が低い
上記2つのクライアントの課題を選択し、それぞれに対する提案資料を作成した。
■改善前のUI
■完成したUI
今回UIはfigmaを使用して作成した。
エラー画面を制作した分、ページが増えた。
全体のトンマナは変更せず、既存のスタイルガイドに則って制作をした。
■提案資料
①フォームでの離脱率が大きくカートに入っても購入にまで至っている人が少ない
②一回の購買における購入商品数が平均1個となっており、購入単価が低い
■工夫した点
1.1ユーザーとしての視点での設計
雑貨系のECサイトの改善提案ということで、比較的身近なものだったので、様々なジャンルのECサイトを見ながら「この機能はいるか?」「このインターフェイス素敵だ」など、1ユーザーとして参考サイトを見ながら設計をしていきました。
2.段階的な提案
全ての機能を盛り込むことは現実的には難しいと考え、現時点ではアイデアベースだが、ゆくゆくは検討の余地があるものを資料として追加しました。クライアントを意識し、改善の優先度を示すようにしました。
■制作を通じて感じた重要性
1.人の心の動きを読み取る努力
ECサイトは人々の心がどう動いていくのか、どのような行動をとるのか、それに合わせてボタンや導線設計などを他のサイトに比べても特に細かく決めて作り上げられていることが分かりました。意識してみても気づきにくいこともあるので、常に改善が必要なものだと感じました。
2.スタイルガイドなどのルール作りの徹底の重要性
LPよりもECサイトは決まったルールに則ってシンプルに作られているゆえに、少しずれたりターゲットに即していないルールを作ったりしてしまうと、サイト全体のクオリティが非常に下がってしまうことがわかりました。スタイルガイドをもとに、サイト全体の世界観を意識しつつもUIUXを考えたデザインにしていくことが重要であることがわかりました。