ヘルスケアアプリの運用・保守

OVERVIEW

医師と患者がチャットでやり取りするアプリの開発案件

概要

ヘルスケア分野でiOS/Androidのアプリ開発に従事する案件をやったことがあります。業界用語で、DTCと呼ばれる分野に関係した案件に従事しておりました。


技術構成

・Flutter/Dart

・Riverpod/freezed

・Next.js

・FastAPI

・Docker

・AWS

・Firebase


DTCとは?

医療における「DCT」は、文脈によって「分散型臨床試験(Decentralized Clinical Trial)」または「認知症ケアチーム」(Dementia Care Team)を指します。分散型臨床試験は、オンライン診療やウェアラブルデバイスなどを活用し、被験者が医療機関に来院する頻度を減らして行われる臨床試験です。認知症ケアチームは、認知症患者の症状悪化を予防し、身体疾患の治療を円滑に進めるための、多職種で構成されたチームです。


担当した業務

既存アプリのバグ回収から本番運用前のテストを担当しておりました。海外の方も使う問うことで、多言語対応もやる機会がありました。アーキテクチャはMVVMと記載があったが、レイヤーが多く分かれておりクラスの責務も分離してるのでクリーンアーキテクチャでしたね。


レイヤーの分け方だと、domain/usecase/repository/interface/datasource/presentationと分割されていた。プロジェクトで取り組んだことは、開発者2名でFlutterアプリのバグ回収から機能の追加実装を行なっていました。


私が担当した作業は、チャット画面のチラつきやカクカクする現象を抑えたり、Wifi OFFLINE状態のときは、正確に検知してエラーのダイアログを出す機能をconnectivity_plusというライブラリを使用して解決したことです。参画した期間は数ヶ月と短かったですが、CursorやVSCodeでAgent modeを使用して通常の10倍のスピードでコーディングしてエラー修正やDart3.0のsealed classを使用して、チャット画面のカメラか写真のアップロードをする機能の実装をするのもやってみたりしました。


最後に

医療分野での開発は経験がなかったので、貴重な経験になって学びが多かったのと、ネットワークの通信がされてないときのエラーハンドリングから、レガシーコードが原因で発生するバグ回収ができたことで、クライアントに価値提供ができてよかったなと思います。