【菓子工房 ちいさな窓様】ブランディング&ロゴ・パッケージデザイン

OVERVIEW

アイシングクッキーを製造販売する菓子工房様の協力のもと、OJTとして商品設計〜デザインまでをおこないました

YEAR 2025

要件定義

企業・サービス

菓子工房 ちいさな窓

アイシングクッキー製造・のオンライン販売、アイシングクッキー教室やキットの販売

目的

愛されるお菓子屋としてのブランドイメージを確立し、顧客に「手に取りたくなる・贈りたくなる」印象を与える。

プロジェクト概要

以下の流れで、ブランディング戦略〜クリエイティブ制作までを実際の企業様のご協力のもとおこないました。

  • 市場調査・競合分析、方向性策定

  • ペルソナ設計

  • ポジショニング

  • ブランドコンセプト設計

  • ロゴデザイン制作

  • パッケージ提案

ブランディング戦略

クライアントへのヒアリング

課題感として、アイシングクッキーには技術が必要なため、製造できる人員がほぼ1名と限られてしまうこと。その結果、受注が集中した際の対応に苦慮しており、また薄利多売のようなビジネスになってしまっていた。

「絵本のようなアイシングクッキー」をコンセプトに掲げており、いつか実際に絵本を出版したいと考えている

市場調査・競合分析、方向性策定

  • デスクトップサーチおよびターゲット層である20代〜の女性を対象に、定量調査(アンケート調査)を実施。
  • その結果&考察、競合調査から以下のようなことがわかった。
    • コト消費への興味・関心が高まっている。
    • 20代、30代は、自分でアイシングクッキーを作りたい意欲がある。
    • お菓子作りの講座にかけてもよいお金は、材料代込みで5000円以下。
    • 3500円以上のお菓子の贈り物を選ぶ人は少ない&販売サイトの競合価格を見てみると、価格を上げるのは難しそう。
  • 上記の考察を踏まえ、ブランディングの方向性を以下のように定めた
    • 20代〜30代向けに、5000円以下のアイシングクッキー講座を展開する。
    • CtoCサイトから直販に誘導して利益率を上げたり、講座に誘導する。
    • プロモーションにかけるリソースがないので、CtoCサイトで若年層向けの商品を展開する。

ペルソナ設計

  • 戦略に合わせ、ペルソナを以下のように設定した。

ポジショニング

  • ペルソナに刺さる、かつクライアントの強みを活かせるポジションを探した。
    【前提となるポジショニング】
    • アイシングクッキー教室
    • オンラインor動画講座
    • デザインは繊細&エレガント系(NOTポップ&キュート系)
  • その結果、以下のようなポジションをとることにした。
    • 「無添加・素材の味・色」を活かしつつ、季節感のある商品を展開する。
    • 無添加・自然な食材の安心感やイベントごとに興味・関心のある親子に向けて。
    • 完成品に動画講座の紹介チラシを添付し、誘導する。


ブランドコンセプト設計

“忙しいママに。季節とともに、子どもの笑顔と健康をつくる繊細なアイシングクッキー講座“

ロゴデザイン制作

コンセプト「カーテン越しに眺める、季節の移ろい」

パッケージ提案

アイシングクッキー講座から商品購入に至った顧客に向け、アイシングクッキーセットのパッケージをデザインした。

  • 「いつか絵本を作りたい」とのオーナー様の思いと、「優しさ」「季節感」「ナチュラル」などのブランドパーソナリティの両立を目指した。


その他のご提案

絵本のような世界観をさらに表現し、また動画講座への動線を確保するべく、リーフレットの同梱をご提案した。