(実案件)POPアップストア告知バナーデザイン
ご依頼を受けてPOPアップストアの告知のためのSNSバナー2種類を制作しました。 ブランドのトンマナに合わせて、伝わるバナーとなるよう情報設計しました。
使用ツール:Photoshop
制作時間:各4時間ずつ
1.制作物
・Twitter用
・Instagramストーリーズ用
2.制作物(情報設計)
伝える内容の赤字部分は、リサーチと3.要件から情報設計を行なった結果、追加した方がいいと私が考えた部分です。クライアント様に提案し、採用いただきました。
3.要件
制作目的 :POPアップストア開催の周知
方向性イメージ :カジュアル、女性らしい、落ち着いた、ナチュラルな
ターゲット :フォロワーさん、ジャーナルブックに興味ある女性
指定要素 :製作者写真
Pop UP & Meet Up
11/26(土)12:00-16:00
お支払いは現金のみとなります。
参加費500円+ワンドリンク
カラー指定(3色)・フォント指定
その他 :単なるPopアップではなく、
新しい人と繋がれる場であることもアピールしたい。
4.工夫したポイント
■情報設計からのご提案
多くの人にPOPアップストアの存在周知と誘致、クライアント様の商品を知っていただくことが達成できるようなバナーを目指しました。
まず、他のPopアップストアのバナーをリサーチしてユーザーに馴染みのある表現や見せ方について傾向を掴みました。
(引用:Instagramより)
次に、2.情報設計でユーザー心情にアピールになることやあった方がいい情報を洗い出しました。クライアント様にご提案して協議の上で、採用いただきました。この過程を踏むことで情報をよりブラッシュアップすることができました。
■詳細情報の文字組み
バナーのサイズによって、詳細情報の文字組みを変更しました。
余白によって詰まった印象になったり、見ずらくなったりしてしまうので、ジャンプ率を利用しながら文字組みを考えました。また、視認性の問題から日時場所以外の追加情報は枠で囲うことにしました。一つの塊となることで情報が切り分けられ、一目で認識いただけるようになりました。
・Twitter用
・Instagramストーリーズ用
■世界観を壊さないデザイン性
Popアップの商品と写真の雰囲気を最大限に生かしながらも、デザインに一工夫あるようなバナーにしました。
・Twitter用
小さいバナーは写真の雰囲気というかインパクトに欠ける部分があるので、2種類の写真を採用し、より商品が分かるようにしました。配置をずらすことで動きを出して、野暮ったさや退屈な印象にならないようにしました。メインのPop UP&Meet UP部分には目立つように座布団をひいて、写真と矩形の重なるおしゃれ感を演出しました。
・Instagramストーリーズ用
Instagram用は写真のインパクトが出せるので、できる限り写真を大きく見せることを心がけました。ブラシ背景を引いて、商品との一体感を出しながらカジュアルな印象の投稿画像となるようにしました。説明文章の部分は読んでいただきたいので、あえて暗いカラーで読み物だと分かるようにしました。
5.制作を通じて学んだこと
クライアント様との対話の大切さを学びました。
単に告知のバナーや投稿画像が欲しいということでも、その商品がどんなもので、届ける人にどの程度の商品に対するベースの知識があるのかアピールできることは何かなどで詰めるべき情報があります。それはデザイナーの側から対話をしていかなければならないと思いました。
そして改めてデザインの形でクライアント様の手助けができることに喜びを感じました。自分の引き出しをもっと増やして、想像以上の提案ができるよう努めていきたいと思います。
〜最後までご覧いただきありがとうございました〜