HAKONE TRAVELERS VISION(2021)

OVERVIEW

PowerPointを用いた デジタルサイネージのプロトタイプ

YEAR 2021

デジタルサイネージ(またはスマートフォン向けアプリケーション)のプロトタイプを制作する課題が出題された授業で、「箱根・大涌谷の魅力を伝える」ことをテーマとしたデジタルサイネージのプロトタイプを制作しました。


というのも、大涌谷は(東京側から見て)箱根の入り口である箱根湯本駅からは少し遠い場所に位置しているためです。実際の来場者数等は調べておりませんので、懸念されているかどうかはわかりませんが…。

上記のような背景から、「箱根登山電車」の箱根湯本駅や強羅駅など主要駅の出入り口に設置することを想定し、電車の時刻表や天気などが閲覧できるようにしようと考えたほか、大涌谷の魅力を伝える特設コンテンツにアクセスできるボタンを用意しました。


「ボタン(もしくは「触れる場所」)」だと明確に判断してもらうため、「時刻表」「天気」「Languages」のボタンには立体感をつけたほか、「来たれ、大涌谷。」という言葉の背景にも、手で触れる・触れられることを伝えるための図形が繰り返し表示されるようにしました。

また、駅前に設置することを想定しているため、視認性や遠くからの見やすさにも着目し文字の大きさ等を調整したほか、箱根登山電車のロゴ等と同じ橙色をメインに用いました。そのほかの色については、NPO法人 カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)が発表している「カラーユニバーサルデザイン 推奨配色セット ガイドブック 第2版」に則って決定しています。

上記の動画右上のウォーターマークを除き、動画内のアニメーションや画面切り替え、コンテンツ等はすべてPowerPointで実装しています。

「PowerPointでもデジタルサイネージが作れる!」ということを伝えるべく、奮闘した制作物です。