グリーフケア

OVERVIEW

グリーフカウンセリング・グリーフケアCafeの運営

YEAR 2018

ストーリー
喪失の体験に起因する心身の不調や苦しさ、辛さを『グリーフ』と呼びます。
グリーフに伴うそういった辛い状況や、なにより大きな哀しみに寄り添うため、個別のグリーフカウンセリングと、語り合い・癒しの場としてのグリーフケアCafeを共同運営しています。

2016年から学び続けているグリーフケアの学術的な知識と実践的なスキルをベースに、私自身の大きな喪失体験もふまえながら、『愛があるからこその哀しみ』を無理に手放すのではなく、大切に抱えながら生きていく方法を共に考える場を大切にしています。

参加者からは
「安心して涙が流せた」「同じ気持ちの人と出会えて孤独じゃないと感じた」「自分はおかしくなってしまったのかと不安だったが、当たり前の反応だと知って安心できた」「普段はもう大丈夫という振りをしなければならないので、この時間だけはありのままの自分でいられる」などという声が寄せられています。


また、身近な人と死別したことによるグリーフだけでなく、ペットロス、転居や転勤・進学などの環境の喪失、ケガなどによる四肢等身体機能の喪失、不登校(本人や家族)・介護・生涯などによる経験や時間などの喪失など、『広義のグリーフ』についても取り上げて対応しています。


成果

  • グリーフカウンセリング実施件数:のべ30件

  • グリーフケアCafe開催:2018年ごろから運営に参加し始め、毎月1回開催

  • 定員3〜6名の少人数制で、リピート参加率70%