01 ペルソナ

• 瀬戶 雅成
• システム会社エンジニア・36歳・妻子、犬あり
• 趣味:バイクが好きで、休みの日は1200ccのバイクでツーリングに行く。コロナ禍でも屋外なので、気にせず行ける。
• よく働き、後輩からも慕われている。
少し郊外に新築マンションを購入したので、電車に乗っている時間は1時間ほど。緊急事態宣言のときは、自宅からテレワークだったが、少し落ち着いてきた現在、また出社することになった。電車内では、座れる時も立っている時も、だいたいマンガを読んでいる。マンガは学生時代まではジャンプを購入して読んでいたが、最近ではもっぱらアプリが中心だ。自宅では、子供や犬の世話をしていることが多いので、マンガを読むのは通勤時が多い。「ブラックジャックによろしく」とはいえ、いい大人が、マンガを読んでいる姿をあまり見られたくないので、周りの人に画面が見えないように読んでいる。
02 制作仕様
- 対象スマホ iPhone X(375×812)
- ※『ブラックジャックによろしく』を利用してデザインをすること
※ 『ブラックジャックによろしく』は、佐藤秀峰による日本の漫画。
2012年9月15日より本作をあらゆる二次利用を自由にできるようにすることをTwitter上で発表した。
03 コンセプト
ペルソナのストーリーの中で『通勤時、電車の中でいつも漫画を読んでいる』『自宅では、子供や犬の世話をしていることが多いので、漫画を読むのは通勤時が多い』というところに注目しました。家にいてもいなくてもなんだか忙しない毎日を送るこのペルソナの男性に、漫画アプリを通して少しでも安らぎを与えることができたらいいなと思いました。忙しい時でも見たい漫画をサクッと探して読めるアプリ、というものをコンセプトに制作を進めました。
04 使用アプリ
XD・Illustrator
05 制作期間
1ヶ月
06 工夫した点
ペルソナの男性は、毎朝出社時に漫画を読む、ということなので、トップページでは曜日ごとに漫画をまとめ、その日に更新された新着漫画をすぐ読めるようにしました。
漫画アプリのUIデザインをするにあたって、いくつかの漫画アプリを試しにインストールして使ったときに、どれか一つの条件でしか検索できず、見たい作品を探し出すのに時間がかかるようなアプリが多くありました。なので検索ページでは、カテゴリやキーワード、お気に入りの数など複数の条件から細かく絞り込んで作品を探せるようにして、より自分の見たい作品を見つけやすいようにしました。
漫画ページでは、縦読みと横読みが簡単に切り替えられるようにし、ユーザーの好みで読み方を自由に変えられるようにしました。
ペルソナの男性の悩みとして、『いい大人が、漫画を読んでいる姿をあまり見られたくない』という悩みがありました。実際、今ある漫画アプリはアイコンもアプリ内で使われている色も派手なものが多いです。なので、アイコンはモノクロにし、スマホのホーム画面にあってもぱっと見漫画アプリだと分からないようなあえてシンプルなデザインにしてあります。アプリ内の配色も色数を少なめにし、メインカラーとして男性らしい紺色を、アクセントカラーとして上品な雰囲気の黄色を使っています。
07 作品









