バナートレース
SHElikes PROデザイナーコース1回目の実践課題。お題バナーの観察・分析に取り組みました。効率の良いデザインツールの使い方を意識するだけではなく、「なぜこのようなデザインとなっているのか」をターゲット・目的・配色・情報設計・ビジュアルデザインの面で言語化を行いました。
制作時間:162分
制作範囲:バナートレース、観察・分析内容のまとめ(言語化)
成果物
課題内容
- (1)バナーのターゲット、目的 /(2)配色 / (3)デザインの工夫で気づくことについてまとめる。
バナーのターゲット、目的
- ターゲット
SNS(X)を普段から利用している20~30代男女。健康志向で青汁に興味がある人。キャンペーンや抽選など、お得なことが好きな人。
- 目的
SNSでフォロー&リツイートをしてもらい、広く情報提供をすることで、準顕在層、潜在層にも商品を周知すること。
- ターゲット、目的を設定した理由
SNS用のバナーだったため、普段からSNSを利用するような人や若者に対しての訴求であると考えました。また、「フォロー&リツイートでプレゼント」というキャンペーン内容であるため、この投稿を拡散してもらい、これまでこの商品を知らなかった人にも商品を周知してもらうことができると考え、制作されたバナーだと考察しました。
配色
- ベースカラー
青汁の色味である緑がベース(約70%)として使われている。
- メインカラー
緑の類似色である黄色が使われており(約12%)、ポップさを表現。文字には、視認性の良い白が使用(約12%)されている。
- アクセントカラー
青汁の原料である野菜と関連する「土」を連想させる茶色が使用(約3%)されている。また、「累計500万本突破記念!」という文字には、ベースカラーより若干濃い緑が使用(約3%)されている。
デザインの工夫で気づくこと
- 情報設計
デザインを中央揃えにすることで、縦の視線誘導になり、SNSの上下スクロールを意識したデザイン設計となっている。
- ビジュアルデザイン
◆ 全体
SNSに掲載するバナーのため、パッと見て興味を引くような配色と情報量(文字を多く使いすぎない)にしている。また、フォントや配色でポップさを表現し、若年層にも興味を持ってもらえるようなデザインにしている。
① 数字は視認性を良くするため、わかりやすいフォントにし、カーニングで文字間を調整している。
②「何をすることで」「何名に」「どんなことがあるのか(どんなキャンペーンなのか)」という一番目立たせたいところをひと塊にし、文字を大きくすることで強調している。
③ 応募期間はラベルにすることで、見た人がすぐにわかりやすいようにしている。
④ 商品の写真を載せることで、何の商品のキャンペーンなのかを文字を使わずに伝えることができている。
⑤ 背景に葉っぱのイラストを使うことで商品のイメージを伝えている。
学んだこと
SNSに掲載するようなキャンペーンバナーで文字がメインになる場合、文字サイズを大きめに設定して、情報量を多くしすぎない、ということを学びました。また、SNSの縦にスクロールするという特性を生かしたデザイン(中央縦揃え)にすることで、視線の動きを考慮することができると感じました。
頑張ったポイント
今回のような吹き出しデザインは初めて挑戦しましたが、Photoshopの長方形ツールを使用し形にすることができました。今回特にツールの選択や使用に迷うことなく取り組むことができ、これまでの学習の成果を活かすことができてうれしかったです。