文庫本のすゝめ

OVERVIEW

独学でデザインを勉強していた頃の制作物。普段本を読まないという人々に、文庫本の魅力を伝える架空のランディングページを作成しました。

YEAR 2019

制作の目的

  • 独学でデザインを勉強していたころの制作物。今までランディングページを制作したことがなかったため、「商業的なデザイン」の幅を広げるためにもXDを初めて用いて制作に挑戦。
  • 使用する写真素材も自分で撮影し、一からモノを制作する経験を持つため。

コンセプト

『本の魅力って?何を読めばいい?迷える人々の道しるべに』

暇な時なにしていいかわからない。読みやすい本ない?と友人から何度か訊かれることがあり、案外本に興味はあるものの何に手を出したらいいかわからない人が存在することを知りました。

そこで、私が思う文庫本の魅力を整理した上で、初心者にも読みやすい本をいくつか紹介するランディングページを作成しました。


ターゲット

本には関心があるものの、いまいち何を読むべきかわからない全ての人々


制作物

以下が制作物になります。



『文庫本のすゝめ』という表題のタイポグラフィも作成。



「表題」〜「文庫本のすゝめ  其の三」までで用いている写真も自身で撮影・加工。

デザインのポイント

  • 文庫本の持つ静謐で洗練された雰囲気を伝えるため、白を基調としたシンプルかつ見やすいレイアウトを心がけた。
  • 「❶文庫本のメリットを最初に列挙→❷その上でどんな本がおすすめかを提示→❸さらに興味を持った人向けに作家についての特集」という流れを組み、LPを見る人が途中で興味を失い離脱しないような構成にした。下にスクロールするにつれて情報の密度や具体性が増していくイメージ。
  • タイポグラフィに関しては、日本語の美しさを表現するために明朝体をベースに、書道の行書のような文字間の流れを出した
  • 写真に関しては、コントラストを下げてフェードを強めにかけることで全体的に柔らかく落ち着いた印象を持たせるように意識した。



使用ソフト:XD、Illustrator、procreate

撮影カメラ:iPhone 8