Cocoda! 『生活に安心を提供する家計簿アプリのデザイン』

OVERVIEW

Cocoda! × MoneyForwardコラボワークショップにて取り組んだ家計簿アプリのサービスデザインプロセス。

YEAR 2018

0. ユーザーインタビュー

参加者で5名のチームを組みグループワーク。それぞれインタビューしてきた内容を共有し、ユーザー像を絞り込んでいった。

図:インタビュー結果の共有ボード


ターゲット:20~30代の新婚夫婦

ユーザーの現状:

- 具体的なライフプランはない

- 毎月一定額は貯金している

- 収支管理はせず、定額小遣い制でやりくり

- それぞれの生活スタイルを重視する

- 生活費は割り勘


ユーザー像まとめ:

新婚夫婦は『お金の心配はしたくない』という意識がある。

生活スタイルやライフプランに対するアクションは少ない。


1. ユーザーの抱える課題

- 急な買い替えや通院費など、小遣い以外の管理しきれていないお金があるので『実際、今いくら使っても大丈夫なのか』がわからない。

- 口座はしばらく別々でやりくりしていきたいが、『相手の収支状況がわからない』ので不安である。


2. ユーザーの価値

- 毎月『いくら使えるのか』がわかること。

- 相手の収支状況を把握できること。

- 二人別々の口座でお金をやりくりできること。


3. コア機能

- 自分と相手の『使えるお金』と『使ったお金』を確認できる機能

- 相手の口座に送金できる機能


4. アイデアスケッチ

何の情報をどの様に表示したら良いかを検討


5. UIデザイン

制作したUI(ホーム画面のみ制作)


- 自分の収支は利用項目まで詳細に表示。いつの間にか減っているお金を少なくする。

- 相手の収支は金額のみ。お金が足りているかどうかだけを把握できれば良く、使いみち(生活スタイル)までは踏み込まなくて良い。

- 相手の状況を見て、お金が厳しそうであれば送金機能で助けることができる。