Domanity House 吉野

OVERVIEW

学生時代の卒業設計 現在問題になっている日本の木材の自給率の低下問題を題材に、奈良の吉野町にて木材の地産地消とコミュニティを日本独自の建築様式である土間で繋ぐことを目的に設計した

特定の住まいを持たず移動しながら生活するアドレスホッパーの人々をメインターゲットに、将来的に吉野町への定住を促すことを目的として設計した。

フェーズ1からフェーズ3までの段階的な宿泊施設として、短期滞在者向けのゲストハウス、中期滞在者向けのソーシャルアパートメント、長期滞在者向けのコレクティブハウスを設けている。

これには滞在期間ごとに異なる体験をしてもらい、その度に地域住民と関係を築いてもらうことで新しい地元として愛着を持ってもらう狙いがある。

移住者が多くなり、滞在中にDIY教室などで木材加工などの技術を身につけてもらうことで、空き家問題にも一役買うはずである。