Gプラットフォーム

OVERVIEW

ブロックチェーン分散型乱数発生プラットフォーム

YEAR 2018 - 2020

■概要

Ethereumをベースにしたブロックチェーン技術を活用して、真実で公正かつ透明なランダムナンバーを迅速かつ大量に提供することを保証するプロジェクトです。予測不可能で改ざんされにくく、検証可能な数字を利用したい企業、特に宝くじやオンラインギャンブル事業者にとって魅力的です。

Gサービスは、ランダムナンバーを要求するクライアントと数字生成を担当するコアレイヤーの間の橋渡しとなるスマートコントラクトです。コアレイヤーはランダムナンバーの生成を担当しています。このコンポーネントは、ネットワーク全体に分散された多数のノードから成る許可されたブロックチェーン上で実行されています。コアレイヤーの各ノードには、プライベートキーとそれに対応する公開鍵があります。生成プロセスに関するすべての情報は、公開ブロックチェーン上に書き込まれます。

当時の高度な数学(同型暗号、検証可能ランダム関数、ゼロ知識証明)と技術(ブロックチェーン)を駆使し、NIST SP800-22およびDIEHARDテストスイートに適合し、世界中の有名な商業団体、国際機関、および政府から高い評価を得ました。

※プロジェクトの一部情報は、営業秘密であるため、非公開または変更されています。

■担当業務

  • 最初は、プロジェクトコーディネーターとして、25名のチームを率い、各開発者の進捗状況を追跡し、必要に応じてサポートおよび調整を行いました。また、週次の進捗報告や定例会議の準備・運営も担当しました。
  • 次に、スクラムマスターとして、アジャイル開発プロセスの実践において、コアレイヤーおよび検証ツールの開発チームをリードし、障害の特定と解決策の提供に積極的に取り組みました。また、スプリント計画会議やデイリースクラムなどの優先順位の決定やタスクの割り当ても行いました。
  • その後、アシスタントプロジェクトマネージャー、そしてプロジェクトマネージャーとして、開発プロセス全体を監督しました。要件分析からUI/UXデザイン、開発、テスト、リリース、運用までの各フェーズにおいて、品質と期限を遵守しつつプロジェクトを推進しました。特に、リリース前の緊急の問題やリスクの管理に焦点を当て、適切な解決策を見つけるためのリーダーシップを発揮しました。
  • また、マーケティング部門の監督として、プロモーションの戦略立案や実行に関与し、ターゲット市場に適切にアプローチするための戦略を練りました。グラフィックやコンテンツの品質管理も行い、ブランドの統一性と専門性を維持しました。
  • 予算編成や報告書の作成、親会社とのコミュニケーションを担当し、プロジェクトの進捗状況や課題を的確に伝えました。