ランサーズは仕事のマッチングサイトなので、仕事相手が見つかることを重要視しています。そのため改善要望が最も集まりやすい機能です。
にもかかわらず、期限の都合や要求仕様の不足で、デザイナーを介さずにグロースハックするプロジェクトが水面下で進んで、いつの間にか公開されている、みたいなことが起こっていました。急いでローンチしてることが多いため、撤退基準もなくママ放置されています。
これを定期的に見直すプロジェクトを始めました。
ユーザーからの問い合わせ内容をslackで流れてくるようになっていて、
この問い合わせで重要と感じたものや、チームメンバー内で操作して違和感があると判断したものは、課題管理シートに記載し、リソースの空いたときに関係各所に確認して直す活動をしてます。
例:フリーランス検索レイアウト改善
フリーランスが見つからない、と言う声に対応したプロジェクト。
エンジニアは検索結果のクエリ改善、デザイナーはレイアウト改善をそれぞれ対応。
・フリーランスのカードのレイアウトが3カラムになっていて、レスポンシブで崩れを誘発していたので、1カラムにまとめることでレスポンシブしやすくした。
・1画面で表示できる人数が少ないとスクロールが多くなり大変なので、スキルスコアをABテストで不要と判断し削除。
・その他の要素も大きさやラベルを見直し、サイズ調整。一画面に掲載できる人数を増やした。
滞在時間は平均3分から6分まで増。検索クエリのチューニングは継続中。
例:OOUI導入
改善だけしていてもプロダクトのグロースはどうしても発生するので、複数ある検索画面のオブジェクトをOOUI図で整理し、デザインチームで管理するものと周知。変更したいときは連絡いただくよう周知しました。
OOUI図はアプリとWEBで違和感のない体験をつくるのにも役立っております。