学校で描いたデッサン

OVERVIEW

現在デザイナーになるために通っている学校で描いたデッサンを紹介しています。

YEAR 2022


1年生

「角缶デッサン」

制作時間:約10時間

・アルミ缶の質感が出るように、強めの白いハイライトを入れました。

・アルミ缶についた傷を出すために鉛筆の質感を強く残しました。

・アルミ缶の質感を出すため、机の隙間の写り込みを再現しました。

・アルミ缶の隙間の写り込みの角度が不自然なためうまく立体感が出ていないそうです。(担当教諭からのアドバイス)

→アルミ缶をよく観察して映り込みの角度について理解を深める。



「紙風船と木炭のデッサン」

制作時間:約10時間

・紙風船と木炭はアルミ缶のように光っている部分がないためコントラストをあまりつけないようにして描きました。

・木炭は色が黒なため立体感を出すことが難しかった。黒の中でも明度を少し変えたり、設置面が一番暗くなるようにして立体感を出しました。

・紙風船の回り込みの部分の描写が甘いため立体感が損なわれているそうです。(担当教諭からのアドバイス)

→紙風船を描く時には、細かい皺からではなく、まずは立体感を感じられるように大まかに描いてから皺を追加していくようにします。





2年生

「ワインボトル」

制作時間:4時間30分

・ワイングラスの中の凹んでいる部分や部屋の写り込みの再現に力を入れ、ガラスの質感が出るようにしました。

・ラベルの周りの線はラベルに沿った線の流れになりがちなため、一定の方向から鉛筆を入れることで自然な瓶に仕上げました。

・瓶と台の目線の高さが違う。台の目線はもっと高いところから見下ろしている感じになってしまっているそうです。(担当教諭からのアドバイス)

→正直ワインボトルの方に集中していて背景の観察が甘いと感じていたので、背景まで描くなら描くで注意深く観察するように心がけたいと考えました。



「石膏像デッサン」

制作時間:6時間

・男性の像なので力強さが出るように輪郭をあまりぼかさずに描きました。

・光が当たっている部分はくっきり描き、光があまり当たっていない部分ははっきり描きすぎないことで立体感が出るようにしました。

・輪郭をはっきり描きすぎてしまっているので石膏像というよりかは金属や粘土のような質感になってしまっているらしいです。(担当教諭からのアドバイス)

→前から感じていましたが、私はデッサンの際輪郭をはっきり描きすぎてしまう傾向があるため、各モチーフによって手の使い方を変えられるように意識していきたいと感じました。




「石膏蔵デッサン②」

制作時間:4時間30分

・女性の石膏像であるのと、前回の石膏像の反省点を活かして輪郭をはっきり描きすぎなず、ヴィーナスの優しい雰囲気が出るように仕上げました。

・ヴィーナスの柔らかさを出すため、曲線を意識して描きました。あまり尖った部分が出ないようにしました。

・少し陰影が強すぎて女性らしい丸みが消えているので力加減に気をつけるとさらに良くなるそうです。(担当教諭からのアドバイス)

→アドバイスをいただいて、確かに髪の毛や目の彫りの影、口の影が他の部分よりもくっきりして目立ってしまっていると感じました。筆圧を弱めて描いていきたいです。



上から「芯ホルダーと芯削り」「プロッキーと消しゴム」「鉛筆削り」です。

制作時間:同じ1時間30分

・細かいモチーフなため、はっきり描きすぎてしまう前によく観察することを心がけました。そして線の本数など細かい部分の間違いがないように気をつけて描きました。

・モチーフに印刷された文字の再現が中途半端になってしまったと感じています。

・印刷された文字が、描いてある面を意識出来ていないかったのか、面から飛び出ているように見えるそうです。(担当教諭からのアドバイス)

→印刷された文字は、描いていて難しいと感じました。文字の周りが他の部分よりも濃くなってしまったことも飛び出ているように見えた一因だと感じました。これからデッサン(他の作品制作でも)をする際には時間がかかりそうな範囲には多く時間をかけて制作していきたいです。





まとめ

こうして自分の作品を見返してみると、自分は力が入ってしまうためデッサンは黒くなりがちだと感じました。パソコンのエンターキーもいつか壊れるのではないかと思います。黒いモチーフやコントラストの強いモチーフには強いですがヴィーナスや紙風船など繊細な表現が求められるものには弱いです。モチーフによって臨機応変な対応をしていく必要があると感じました。