【フライヤー制作】ヘアーサロン SHE Tokyo
SHElikes PRO デザイナーの演習課題で新しくオープンする架空の美容院 SHE Tokyoのフライヤー制作課題に取り組みました。
【所要時間】約2週間
【使用ツール】Photoshop、illustrator
| 目次
- 要件
- 情報設計
- 制作物
- 工夫したポイント
- 今後に活かせること
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| 要件
◾️クライアント情報
クライアント名:SHE Tokyo
銀座に拠点を構える、骨格理論に基づいたスタイル提案が売りの美容院。オーダーしていただいた髪型をそのまま再現するのではなく、一人ひとりの骨格や髪質に合わせて最大限似合うようにカスタマイズし仕上げることを得意としている。スタイリストは皆モデル御用達の有名店で腕を磨いた実力派。
◾️ターゲット
こだわりを持つ方や確かな技術を求める方、ヘアスタイルに強い関心を持つ方で、ニーズに合わせた提案と高い満足度を求める人。
◾️目的とゴール
事業の成功に向けて、新規オープンの際には効果的なキャンペーンを展開し、ブランドの認知拡大を図る。
これにより新規顧客の獲得を促し、質の高いサービスや商品を提供することで、顧客に満足してもらいリピーターとなってもらうことを目指す。
| 情報設計
・見る人が伝えたい内容に迅速にアクセスできるよう、視線の流れや視覚的な工夫を取り入れる。
・新規オープンやキャンペーン情報の告知を目的とし、ブランドの認知拡大や新規顧客の獲得を促進。
・来訪へとつながる導線を設計し、視認性を高めるために重要なポイントをフォントサイズや色の調整で強調。
・アイコンやレイアウトの工夫によって情報を整理し、QRコードの活用でオンラインへの誘導を強化。
| 制作物
◾️ムードボード
◾️表
◾️裏
写真・イラスト:Adobe Stock
| 工夫したポイント
◾️視線誘導に基づいたキャッチコピーの配置視線誘導のN型・Z型を活用し、テキストの配置を工夫することで、伝えたい内容が直感的に伝わるデザインを実現しました。
また、情報の流れを考慮し、視線の動きを自然に誘導することで、読みやすさと理解度を向上させました。
◾️カーニング調整
テキストのカーニングを適切に調整し、枠内に美しく収まるようにしました。文字の間隔を整えることで視認性が向上し、整理された洗練された印象を実現しています。
◾️QRコード
予約フォームやInstagramのQRコードを掲載し、チラシを見た人が美容院の情報に素早くアクセスできるようにしました。直接予約やSNSの閲覧につながる導線を作ることで、認知度の向上と集客の促進を図っています。
◾️キャンペーンメニューとその他メニューの差別化
キャンペーンメニューは、その他のメニューよりテキストサイズを一回り大きくし、キャンペーン価格を強調。さらに、「ALL30%OFF」の表記やリボンのあしらい、波線の枠線を取り入れることで、視認性を高め、目に留まりやすいデザインに仕上げています。
◾️スタイリストのInstagramアカウント
施術例やスタイリストの雰囲気を発信することで、信頼感を向上させ、予約につなげる導線を確立しました。来店前の不安を軽減し、ユーザーが納得感を持って選択できるようにしています。さらに、フォローを通じてリピーター獲得を促し、長期的な関係を築くことを目指しています。
また、Instagramを活用することで、キャンペーンや最新スタイルの情報をリアルタイムで発信し、顧客とのコミュニケーションを強化しています。チラシとSNSを組み合わせた戦略により、ターゲット層に効果的にアプローチし、集客の最大化を図っています。
◾️わかりやすい決済方法
決済方法は視認性を高めるため、分かりやすいアイコンで表示しました。
ユーザーが直感的に支払い方法を選択できるよう工夫し、スムーズな決済を実現します。
◾️チラシ限定クーポン
切り取り線を活用し、どこを切ればよいかが直感的に分かるようにしました。また、クーポンを切り取った後も、何のクーポンなのかが分かるように、美容院の名前や有効期限などの情報を記載しています。さらに、切り取った後の全体の余白バランスにも配慮し、視認性の高いデザインに仕上げました。
| 今後に活かせること
今回のチラシ作成を通じて、視線の流れや情報整理の重要性を学び、実務に即したデザインの考え方を習得することができました。
特に、ターゲットにとって分かりやすく、効果的に情報を伝えるためには、単なるビジュアルの美しさだけでなく、伝えたい内容の優先順位を整理し、視認性を考慮した配置が必要であることを実感しました。
また、入稿データの作成や仕様確認の経験を通じて、実際の業務で求められる具体的なスキルにも触れることができました。
今後は、これらの学びを活かし、より伝わるデザインを意識しながら、情報設計やレイアウトの精度を高めていきたいです。