フライヤー | Biwapic Park 2022

OVERVIEW

滋賀県長浜市で開催されたマーケットイベント「Biwapic Park」の告知用フライヤーデザインを制作しました。湖畔で過ごす心地よい一日をイメージし、イラストを地図のように配置することで、会場を巡る楽しさやイベント全体の広がりを表現しました。

YEAR 2022

01 制作時間・使用ツール

合計 16時間

使用ツール )illustlator / procreate

担当範囲 )デザイン / イラスト / レイアウト / 情報設計 / 入稿対応



02 制作物


03 イベント概要

滋賀県長浜市・豊公園で開催されたマーケットイベント。
「ピクニック」をテーマに、湖畔というロケーションを活かした公園の新しい過ごし方を提案することを目的に企画。


マーケットや飲食、アクティビティを通して人が集い、「ピクニック」という体験を軸に、豊公園を“イベントのための場所”ではなく、日常的に使われる場所として再発見してもらうことを目指したイベント。


04 デザインポイント

湖・山・芝生といったロケーションを一枚の中に落とし込み、会場を俯瞰するようなイラスト構成でイベント全体の楽しみ方が伝わるビジュアルを設計しました。


表面ではイベント名と日程が一目で伝わるよう大胆に配置し、裏面では写真やイラストを組み合わせながら、「何ができるイベントなのか」を自然に読み進められる情報設計を意識。


また、屋外掲示・手渡し配布の両方を想定し、遠目でも認識しやすい文字サイズと色設計、やわらかく親しみのあるトーンで、ピクニックの気軽さや楽しさが伝わるよう工夫しました。


05 学び

イラストと文字情報を同列に並べるのではなく、「ピクニックという体験をどう想像してもらうか」を軸に、それぞれの役割を整理することで、イベント当日の過ごし方までを、イメージとして伝える設計を行いました。

単に開催情報を伝えるだけでなく、視線の流れや余白の設計によって、湖畔で過ごすゆったりとした時間や、場所の雰囲気や滞在イメージを視覚的に表現しています。

こうした設計を通して、豊公園を「イベントのための場所」ではなく、日常の中で自然に使われる場所として再発見してもらうことを、ビジュアルデザインでも支援できると感じた制作でした。