企画 -みんなで作る御朱印図鑑(仮)-

OVERVIEW

これは実際の企画書ではなく、職業訓練の課題で架空の企画でホームページを作成するという授業で作りました。架空ですが、現実にあり得そうな、もっと企画を練れば実際に作れそうな、そんな思いはあります。

この企画を作ったのは2016年の8月、当時職業訓練でソフトキャンパス仙台校のホームページ制作科で修練をしていました。いわば卒業制作と言いますか、Illustrator、Photoshop、HTML、CSS、Java Scriptを使い、企画書を作りホームページを立ち上げるという課題が出されました。

元々私はDTPをやってましたので、Illustrator、Photoshopを使った編集は得意であり、企画書を作成するのは容易でした。

この企画を思いついたのは、当時自転車で遠くに走ることが趣味で、その目的地に神社仏閣巡りがあり、御朱印を集め始めたからでした。

企画書のデザインは、すっきりと見やすいように作りました。企画書自体はビジュアル面を優先して、詳細は口頭で伝えるスタンスで行いました。

いつの時代も仕事に勉強に人間関係に悩みはつきものです。

それを解消するには、人それぞれの方法があると思います。美味しいものを食べる。自分の欲しいものを買う、ゲームでストレス発散をする、遠くへ出かける、といった自分を「癒す」方法があると思います。

その中でも、旅に出て、自分の知らない街を訪れて観光をする、雄大な自然の中で自分を見つめ、森の空気を吸い、滝の飛沫を浴び、ひんやりとした空気の中でマイナスイオンを吸収する、知らない土地を訪れることはいつもワクワクと驚きと癒しがあります。

その中でも神社仏閣巡りは、日本の観光の中でも人気を誇り、多くの人々がその地の神社を訪れ、お参りし、おみくじを引き、お守りを買い、お祓いをしたりしています

ブームの一つに「御朱印」を集めるというのがあります。神社仏閣巡りというのは。学校の修学旅行や年配者だけではなく、若い女性たちにも広がり、ブームに拍車をかけていました。私の周りの女性の方々も御朱印集めを趣味にしてる人が多かったです。

アニメやマンガといったサブカルチャーからブームに繋がっていった面もあったと思います。

「らきすた」や「ガールズ&パンツァー」「ラブライブ!」などから多くの若者たちが神社を訪れ賑わいを見せていました。

私はたまたま、仙台にある伊達政宗公を祀った「青葉神社」の宮司である片倉重信さん、この方はかの伊達政宗公の軍師である片倉小十郎の子孫に当たる方で、偶然にも話を聞く機会がありました。30分くらい話をして、ここでは書けないようなことも話していただけましたが、「戦国BASARA」のブームで若い女性の参拝客が増えて(実際その日も若い女性の参拝客が多かったです)「きっかけは何より、こうして若い女性の方々が参拝してくれることは取れも嬉しい」とおっしゃっていました。

御朱印というのは、神社の顔ともいうべきでしょうか、それぞれに個性があり、コレクションアイテムとして高い人気を誇っています。

神社それぞれに御朱印帳がありますが、一般でも御朱印は手に入れることができます。

他の神社の御朱印ってどんなのがあるだろう?という疑問からこの企画を考えました。参加型のサイトにしようと思いました。

「御朱印GO!」

それがこのサイトのタイトルです。思ってる通りこれは「ポケモンGO!」から取りました。

今思うと、まんま過ぎるかなと感じます。せめて「GO!朱印」にしたら良かったかなと思います。

HTMLとCSSでホームページを作成しました。練習作品なので作り込みはかなり甘いできとなってしまいました。制作の授業で習ったことそのまんまという感じです。

日本には約8万1000社の神社があるそうです。全ての神社に御朱印があるわけではありませんが、これを一堂に集めたら壮観だろうなと思いました。

この時のメインキャラクターは「イラストAC」からの流用です。

御朱印だけを集めるのが目的ではなく、同じ趣味を持つ人たちの交流の場になったらいいなと、企画を色々考えました。

四季折々のそれぞれ違った姿、神社での思い出、それぞれの思いを皆で共有できたらと思います。

神社情報も一人の手ではなく、皆の手で作り上げたらいいなと思いました。

神社周辺の情報も募り、周りにある飲食店や観光スポットなどが分かれば、旅に行くにも便利かなと思います。

これは旅行会社と提携もありかなと考えました。旅行会社であれば、交通機関や宿泊施設などの連携も容易いですし、ノウハウも持っています。あらかじめいくつかのツアーも立ち上げるのもいいかなと思います。

神社によっては普段宮司さんが居らず、御朱印が手に入りづらいこともありますが、情報を提供していただくことにより、より御朱印を手に入れられる助けにもなればいいかなと考えました。

このサイトを全国版で作るか、または都道府県ごとに作るか考えなきゃないことはたくさんあります。実際に作ろうと思ったら膨大な情報量になるだろうと思います。そのためには人では必要ですし、神社とのご理解も得なければなりませんし、企業との連携も必要だとは思います。

実際作ってみて楽しかったですが、架空なこともあって勝手にいろんなことを考えてしまいました。

現実には「ホトカミ」というサイトが実際にあり、この企画は後追い企画となってはいましたが、形を変えてもう一度考えて企画を立てたいなと思います。