【実践課題】ECサイトUIUX改善

OVERVIEW

SHElikes MULTI CREATOR PROJECT にて、UI/UX改善提案課題に取り組みました。 ペーパープロトタイプ、Figmaを使用したデザインカンプ、資料作成を行いました。 [制作時間:15H / 使用ツール:Figma】

1.制作要件

●クライアント:SHE 株式会社
「ひとりひとりが自分にしかない価値を発揮し、熱狂して生きる世の中を作る」をビジョンに据え、ミレニアルズの私らしい生き方を叶える「ミレニアルライフコーチングカンパニー」です。

【主な事業】ミレニアルズの私らしい働き方を叶えるプラットフォーム「SHElikes」、ワーク&ライフスタイルをアップデートするクリエーションパートナー「SHEcreators」の2つを成長エンジンとし、自分らしい生き方の実現に向けたサポートを行なっています。

▼クライアント依頼資料

2.制作物

(1)課題「フォームでの離脱率が大きくカートに商品が入っても購入にまで至っている人が少ない  」

▼提案資料

【課題が発生している要因】

入力項目が多く、見た目もシンプルなため、ユーザーが「いつになったら終わるんだろう・・」という心理的な負担を感じている可能性がある。

【課題を解決する要件】

・プルダウン形式や住所自動入力など、ユーザーをサポートできるような機能を積極的に追加していく。

・必須項目と任意項目をアイコンで示す、項目によって入力幅を調整するなどして、ユーザーの心理的負担を減らすデザインに変更する。

・入力項目が多いため、ユーザーにゴールを明確に示せるようなメッセージをつける。

 

2)課題「一回の購買における購入商品数が平均1個となっており、購入単価が低い  」

▼提案資料

【課題が発生している要因】

・他の商品を紹介する画面がないため、ユーザーがそれらを認知する機会がない。 

・他の商品を買うことへのメリットやモチベーションを与えるフックとなるものが不足しているため、追加の購買行動につながらない。

【課題を解決する要件】

・「おすすめ商品」など他の商品を紹介し、購買行動を促す 

・より多くの購買行動を促すフックを設置する 

3.制作ポイント

ユーザー視点に立って、どのようにすればもっと買い物したくなるのか、買い物がスムーズだと感じるかを考えながら設計しました。課題を多角的に捉え、購買心理学を調べながら、論理的かつ丁寧に改善策を考えました。

4.学んだこと

この課題を行う中で、以下のことを学ぶことができました。

・使いやすさ/見やすさの裏にある設計意図に気づくことができました。この課題のUIを見た当初はなんとなく「使いづらそうだな・・」と思いましたが、自分なりに、その理由を言語化していき、同時に他のアプリを調べていく中で、納得のいく改善案が見つかりました。

・他のアプリを見ていくと様々なUIが出てきましたが、シーライクスのトンマナに合わせ、シンプルな機能追加で抑える等の工夫も大切だと学びました。

4.講師からのコメント

・購買心理や既存のECサイトのリサーチなどをしっかりされているのが伝わってきました。すばらしいです!

・課題が発生している要因がよく考えられています。

・1つ目の課題の解決アプローチはいずれもECサイトで良いとされるUIが考えられていますね。