【課題】LP_コワーキングスペース

OVERVIEW

実案件を想定した演習プログラム「SHElikes PRO デザイナー」にてコワーキングスペースのLPデザインカンプの制作に取り組みました。

YEAR 2025

①対応範囲:要件定義・情報設計、PC_提供WFの改善提案 、SP_WF、PC_デザインカンプ
②使用ツール :Figma
③制作時間:25時間
④実施年月:2025年8月

制作物

課題内容

  • クライアント
    Work inc.
    働く人々に新しい可能性を提供する事業を複数展開。事業のひとつに都内で働くビジネスパーソン向けのコワーキングオフィスを運営。会員は30代の女性が多く、キャリアアップのために日々仕事や勉強に励む意欲的な人々が集まるコミュニティとしても機能している。
  • 目的
    新規会員様の獲得。広告やSNSから流入した人に利用申し込み・見学予約というアクションを起こしてもらうこと。
  • ターゲット
    都内で働くキャリア思考が強い方。 外交的で自己成長に積極的なビジネスパーソン。30代 経済的余裕があり、自己投資をしてさらにメリットを得ようとする。
  • ペルソナ
    【基本プロフィール】
    川上 望美 (32) 東京都目黒区在
    既婚、夫と2人暮らし IT系メガベンチャー勤務 8年目 広報部部長
    【ライフスタイル・価値観】平日の過ごし方:フルタイム勤務、夜は会食や副業
    休日の過ごし方:本屋や展示会めぐり、スキルアップのための勉強、夫や友人と過ごす
    趣味/関心ごと:キャリアアップ、インテリア、デザイン、人との会話
    大切にしてること:成長、自由、選択肢、上質な環境
    【背景・課題】
    ・これまでリモート中心だったのに週3-4の出社が求められるようになった
    ・せっかくの外出や出社の機会を前向きに捉えたい
    ・通勤ラッシュの時間帯をずらして時間を有意義に使いたい
    【ペルソナに届けたい価値】
    ・家でもオフィスでもない居心地の良い第三の場所
    ・安心で充実した作業空間
    ・社外での出会い、自己成長の機会提供、コミュニティとしての価値
  • 入れたい要素
    架空クライアント提供のWFの通り。


情報設計


ユーザーストーリー

FV:視覚的に施設の雰囲気を伝える。高級感や落ち着きのある写真でターゲットを引き付ける。

CONCEPT:言葉でWORK lounge AOYAMAのコンセプトを伝え、FVで魅力を感じてくれたユーザーによりわくわくした気持ちになってもらう。

SERVICE/SYSTEM/PLAN:上記2つのセクションで興味を持ってくれたユーザーに
この施設でできること→その体験を受ける方法→体験を受けるために選択可能なプラン
を一連の流れで伝える。
ペルソナは、部長を務めていることから、忙しい人物であることを推測し、興味を持った忙しいユーザーに、いち早くこの3つのセクションを伝えることで、離脱を防ぐ。

EVENT:メリットのもう一押し。この施設の特徴でもあるコミュニティのレポートを掲載することで、頻繁にイベントが開催されていることや、イベントの内容を伝える。また、写真を添えることで楽しそうや雰囲気であることも伝える。

EVENT/FAQ/CTA:EVENTセクションでメリットを知り、FAQで疑問を解消したユーザーが利用申込や見学予約といった行動を起こせるようこの順番で配置。


上記を踏まえた上でWFの改善提案 


ビジュアルデザイン

テーマ:少し贅沢な自分への投資

ヒアリングの内容から、30代で部長を務めており上昇志向のある方がペルソナだと分かり、新幹線のグリーン席や飛行機のプレミアムエコノミー席を連想。家や会社という場所はありながらも、上質で快適な空間を得るために、自分への投資としてコワーキングスペースを視野に入れてもらえるよう、高級感や洗練・落ち着きを表現した。

学んだこと

  • ヒアリング・要件定義〜デザインカンプまでの一連の流れ
  • コワーキングスペースのサイトを分析した結果、使用しているセクション名はどこも大体同じであることが分かった。そこから各社が届けたいターゲット層に合わせてビジュアルデザインをしていくことで、各サイトの「らしさ」を表現していくことを学んだ。
  • バナーと違い、縦に長いLPを制作する際は、各セクションで伝えたいことは伝える工夫をしつつ、全体のトンマナは統一させる必要があり、ムードボードやスタイルガイドを作成する必要性を学んだ。

バナー以上にデザインの4原則が活きる場所が多く、どうやったらCTAボタンを押してもらえるか、ターゲットに刺さるかなどを考えつつ、今までインプットしてきた知識を形にしていくのはとても楽しかった。