英会話教室のキャンペーンバナー

OVERVIEW

SHElikes MULTI CREATOR COURSEにて、英会話教室の夏のキャンペーンバナー制作の課題に取り組みました。(制作時間:約15時間)

YEAR 2022

<目次>

①制作要件
②制作物
③工夫したこと
④制作を通して学んだこと

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①制作要件

■クライアント情報
クライアント名:English Girls
20代の女性をメイン顧客とする英会話教室。全く英語が話せない苦手意識のある方でも通いやすい初心者歓迎のスクール。ビジネスの場で活用するというより、趣味で学んだり外国人の方との交流を図ってみたい人向けのライトなスクール。

■依頼内容
来月から期間限定でお友達紹介キャンペーンを実施しようと思っています。SNSで配信するためのバナー制作をお願いします。

■目的 キャンペーン利用での入会者を増やす(2週間の実施期間で50名獲得目標)

ターゲット 20代女性。英語初心者。趣味で英語を学びたいと考えている方。

バナー遷移先 キャンペーン用のLP

納品形式 ①Twitter:1280px × 720px ②Instagram:1040px × 1040px 

入れてほしい要素
<文言>
・一緒にお得!
・夏のお友達紹介キャンペーン
・あなたにもお友達にも5,000円プレゼント
・期間:2020年8月20日〜9月30日
<画像など>
・”あなたとお友達 を表現するための人物の写真
・英会話スクールであることがわかる要素や写真
・English Girlsのロゴ

トンマナイメージ
ビジネスで活用するというより趣味で学んだり外国人の方との交流を図ってみたい人向けのライトなスクールなので、ポップでたのしい雰囲気でお願いします。

②制作物

■Twitter用:1280px × 720px

■Instagram用:1040px × 1040px 

③工夫したこと

ユーザーストーリーを意識した情報設計

まずクライアントの設定したゴール(キャンペーンでの入会者を増やす)から、今回のバナーで達成する目的としては、「LPに遷移してもらうこと」と考えました。そして、ユーザーストーリーを検討し、入れて欲しい文言の中でどのような優先順位で目に留まらせるべきかを練りました。

クライアントのトンマナ要望にのっとった配色やフォント

クライアントの要望から、デザインの基となるキーワード(「楽しそう」「わくわく」etc)を抽出しました。そしてそれに合うデザインとなるよう、フォントや配色、写真素材の選定など行いました。

①フォント
親しみを感じてもらい、英会話教室の敷居を低くするため、タイトルは手書き風のフォントを使用しました。手書きフォントは視認性が低くなりがちなので、その中でも視認性の高いものを意識して、フォントを探しました。

②配色
楽しそうなポップな配色になるよう配色を探しました。(下記に記載)

■キャンペーン時期を考慮した配色や写真

①配色
夏らしさがあり、かつポップな印象となり、ターゲットである20代女性に響くような配色を探していきました。アイスクリームのようなパステル感のある3色(ピンク・イエロー・ブルー)を選び、メインカラーとしました。

②写真素材
今回の案件は写真素材の選定も、デザイナー側に任されていました。そこで「ターゲット層の年代の女性」「友達と一緒に楽しそうにしている」「夏らしい装い」といった要素を満たす写真を、フリー写真素材サイトから何枚も写真を見て探しました。

英会話感の演出

クライアントからいただいた文言だけでは、ぱっと見たところ英会話教室のキャンペーンということが伝わりにくかったので、直感的に英会話の広告であることを認識してもらえるよう以下の点を工夫しました。

①英語のあしらい・文字

②英会話講師の写真

④制作を通して学んだこと

目的を達成するためのデザイン制作方法

デザインとはクライアントの設定したゴールを達成するために、ユーザーにとって欲しい行動へ導くものであるということを実感しました。表層的なかわいいデザインを作成して、ユーザーの目を引くことだけでなく、そこから視線誘導して、クライアントが望むアクションをとってもらえるようデザインを作成することを学びました。

クライアントの要望を自分なりに消化し、どうデザインに落とし込むかを検討すること

クライアントの提示された要望や入れたい要素だけで、デザインを作成するのではなく、提示された要件からさらに入れたほうがよい要素を検討したり、課題を解決するためのゴールを自ら考えてデザインに落とし込むことが必要だと学びました。
クライアントはデザインに詳しくない場合もあるので、デザインでそういった課題解決が可能か、デザインでは難しい課題解決などをデザイナー側で判断することが必要だと感じました。