会員制コワーキングスペースのLP
SHElikes MULTI CREATOR COURSEにて、LP制作課題に取り組みました。PC版ワイヤーフレームのブラッシュアップと、SPワイヤーフレーム、PCのデザインカンプを制作しました。【制作時間:25時間 使用ツール:Photoshop】
<目次>
①クライアント情報・要件書
②検討しなおしたLPの目的・ゴール
③制作物(WF・デザインカンプ)
④工夫したこと
⑤制作を通して学んだこと
①クライアント情報・要件書
■クライアント情報
クライアント名:WORK.inc
女性向けのビジネススクールを展開している。
会員は20〜30代の女性が多く、キャリアアップのためにビジネススキルを学び、さらにそのアウトプットの場として定期的にビジネスコンテストなどのイベントも開催されている。
■ターゲット
・ビジネススクールWORKの会員様
・ビジネススクールWORKの会員ではないが、WORKが気になっている方
■目的 WORK lounge AOYAMAについて知ってもらうこと
■納品物 デザインカンプ(PSDデータorAIデータ)
■素材 写真はフリーサイトから探して適当なものを使用すること
■ペルソナ
・名前:川上望美(32)
・コピー:仕事で成果を出したい
・属性:東京在住、某メガベンチャーゲーム事業部 部長(8年目)、既婚、夫と2人暮らし
・背景
①仕事が大好きで、今までスキルアップには多くの投資をしてきた。
②同じような目標をもった同年代の女性と繋がり、お互いに切磋琢磨しあいたい
③会社外での人脈を作りたい
・ニーズ・ゴール
①仕事での成果をもっと出していきたい
②経営への理解も含めて、ゆくゆくは役員になりたいが企業も考えている
③強いチームを作るためマネジメントやコーチングのスキルも学びたい
②検討しなおした目的・ゴール
■目的 WORK lounge AOYAMAを知って、利用してもらうこと
■ゴールアクション
①WORK会員→予約して利用してもらう
②WORK非会員→WORKに申し込んで利用してもらう(WORK申込みページへ遷移)
③制作物(WF・デザインカンプ)
④工夫したこと
■伝えたい印象・キーワードの抽出
伝えたい印象:ここで作業したい・モチベーションがあがる・おしゃれ・横のつながりが生まれそう・集中して作業ができそう
キーワード:集中・つながり・おしゃれ・落ち着き・ビジネス・くつろげる空間・上質なカフェ・シンプル・洗練・30代女性
■配色
女性に訴求する配色であり、かつ知性や上質で洗練された雰囲気も出せる配色を選びました。
■FVに利便性をアピールするバッジを追加
「便利そう」「利用しやすそう」と思ってもらえるようFVにバッジを追加しました。
■特徴を3つに分けて視覚的に分かりやすく
元のWFに記載されていたコンセプト内容が文章のみであったため、特徴を大きく3つに分け、ぱっと視覚的に認識していただけるよう写真・見出しを追加しました。■イベント・施設のアップデート情報などを追加
ペルソナが同じような目標をもつ同年代とのつながりを求めておられたため、交流可能なイベント情報を見ていただき、「つながりができるなら利用したい」と思っていただくためNEWSコーナーを追加しました。
頻繁に施設のアップデートを行なっていたり、メディアへの露出情報なども載せて、活発に施設が利用されていること・運営側も力を入れていることなどもアピールしています。■ご利用者の声を追加
つながりを求めているペルソナは「どんな人が利用しているのか」も知りたいと思い、実際に利用している方の感想や様子がわかるコーナーを追加しました。■室内の写真を追加
どのような空間か、施設かということが写真で事前に分かったほうが利用しやすいと考え、写真コーナーを追加しました。
またおしゃれで雰囲気がよい、モチベーションがあがって作業に集中できそう、利用してみたい!という印象をもち、利用増に繋がればという狙いもあります。
■アプリの訴求内容のブラッシュアップ
アプリの訴求コーナーではダウンロードしやすいようリンク・QRコードをiPhoneとAndroid用の2つ掲載しました。■ビジネススクールWORKのHPへの導線を追加
ページを最後まで読んで、まだWORKの会員でない方でWORK lounge AOYAMAを利用してみたいと思った方は、WORKに申し込みができるよう遷移コーナーを追加しました。■ビジネスを感じさせるあしらい
背景として原稿用紙やメモ用紙を想起させるようなマス目を使用し、カフェ感や女性らしさだけでなく、ビジネス感を感じられるようにしました。
⑤制作を通して学んだこと
■ページの目的・ゴールを自分なりに検討し・理解すること
このLPは何のために制作し、LPを見たユーザーがどのような行動をとっていただければ目的・ゴールを達成させられた、となるのか、まず最初にクライアントから提示されたゴールだけでなく、本当の目的・ゴールを自分なりに検討し、設定しなおしました。
その上でその目的・ゴールを達成させるためどのようなアプローチでLPを制作すればよいかを検討し、情報設計を行って、デザインに落とし込んでいきました。
■競合サイトの分析
似たようなサービスのサイトや競合サイトの分析を行い、どのようなデザイン・コンテンツ内容になっているのか、またどのようなターゲットにアプローチしたいと考えられているのかを自分なりに検討して、参考にできる点を今回のサイト設計に生かしました。
■余白に一定のルールを設けること
余白に一定のルールを設けることで、全体的な見やすさ・情報の認識のしやすさにつながることが理解できました。
■情報整理・情報設計の重要さ
デザインも重要ではありますが、その前の情報整理・情報設計がきちんとできているかどうかが、目的に敵うデザインになるかどうかの大きな分かれ目であるということを認識しました。逆にきちんと情報整理・情報設計ができていれば、あとはそれをデザインに落とし込んでいくだけなので、かなり作業がしやすくなると感じました。