開発の動機
大学3年の春ごろにMeta Quest2を購入し、VRの技術を体験。仮想空間が現実空間の制限を無視出来るという特徴に気づき、リモートデスクトップアプリに興味を持った。既存のリモートデスクトップアプリを試したが、自分の環境下では処理負荷があまりにも大きすぎてフリーズすることが頻発。そこで自分の環境下でもしっかりと動くようなアプリケーションを作ることを決めた。
開発
利便性とP2P通信の強みを踏まえ、WebアプリケーションとしてWebRTCを用いる方針を要件定義として決めたが、授業内容を超える知識が求められる開発であったため、自主的に技術習得に取り組んだ。その一環として、リモートプレイ技術を学べるSIEのインターンに参加し、システム構成やリアルタイム性向上の工夫を学び、それらの知見をリモートデスクトップアプリの開発に還元した。

開発後の問題と対処
冬ごろにリモートデスクトップアプリが完成したが、MetaQuest側のブラウザがアップデートした後、WebRTCで通信ができなくなった。そこからしばらくはデバック作業に取り組み、MetaQuestの機体ログからIpアドレスの名前解決ができていないことを発見。MetaQuest側のブラウザがマルチキャストDNSに対応していないことが原因であることを突き止め、問題を解決できた。問題を発見し、通信が繋がった時の感動は今でも忘れられない。
