【Webサイト】 毎日楽しく続けられるサブスクオンライン英会話
「英会話って英語が話せないとできないんでしょ?」「毎日忙しくて継続できない」といった英会話力を向上したくても壁を感じて諦めてしまう人を少しでも減らし、毎日楽しく続けられる、それによって人生を変えていく人を応援したい気持ちから作った初心者向けサブスクオンライン英会話サイトです。
オンライン英会話で新しい旅に出よう
概要:「英会話って英語が話せないとできないんでしょ?」「毎日忙しくて継続できない」といった英会話力を向上したくても壁を感じて諦めてしまう人を少しでも減らし、毎日楽しく続けられる、それによって人生を変えていく人を応援したい気持ちから作った初心者向けのサブスクオンライン英会話のWebサイトです。
製作時間:7日
使用ツール:Figma
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制作の流れ:
1. ユーザーが困っていそうなWebサイトのアイディア出し
2. 制作物のテーマを決める
3. ユーザーインタビューのための目的とヒヤリング内容の書き出し
4. ユーザーインタビュー
5. 情報をまとめ、分析
6. 上記から見えてきた課題を解決できるデザイン案を考える
7. Figmaを使用してワイヤーフレームとモックアップを作成
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1. ユーザーが困っていそうなWebサイトのアイディア出し
日々自分が使っている中で少し使いにくいと思うものを書き出す。
実際に出てきたもの:オンライン英会話サイト、海外のオンラインショッピングサイト、国立公園のサイト、某飲食チェーンのサイト、航空券予約サイトなど
2. 制作物のテーマを決める
自身も英会話初心者の状態から毎日英会話を続けたことによって商談で英語ができるまでに成長できた体験が嬉しく、英会話をしたことがないという方や初心者でも楽しく勉強でき、力がつけられることに寄与したいと思い、制作物のテーマを「オンライン英会話サイト」に決定。
オンライン英会話サイトが使いにくいと感じていた理由:私はもともと大学時代にオンライン英会話を毎日活用していたのだが、当時、自身の経験と周りの友達の声により、オンライン英会話はモチベーションを維持することが難しく、結果として忙しい日々の中で毎日継続して続けにくいと感じていた。私はなんとしてでも英会話力を伸ばしたいという強い想いがあったため、どんなカリキュラムをすべきかを考え、毎日継続して実行することが大事だと感じていたのでモチベーションの維持、時間の確保、カリキュラムや講師の設定を苦に感じず、結果として毎日活用ができていた。しかし、同じようにオンライン英会話をしたことがある周りの友達に聞いてみると結局辞めてしまったという声ばかり寄せられた。その要因を当時聞いてみると、授業や就職活動、趣味など他に大事なことがある中で英会話の優先順位が高くなく、忙しい時間の合間を縫って、スケジュールとカリキュラムを決め、講師とレッスンの予約をして、継続してレッスンに臨むということが大変だと言っていた。また言語は成長過程が見えにくく、達成感や成長が見えにくいことに加え、特にオンライン英会話は自分自身で能動的に進めていく必要があるためにモチベーションの維持が難しいと言っていた。上記の理由から、多くの人々が高いお金を払ってまで習得できるか分からない英会話をする必要があるのかという考えに至り、結果的に離脱してしまうことが分かった。自身で能動的に勉強を進めるオンライン英会話は特に英会話初心者や、時間に余裕がない人、強い目標やモチベーションがない人には継続して使ってもらいにくいという現状があると考えた。
3. ユーザーインタビューのための目的とヒヤリング内容の書き出し
目的:オンライン英会話を使用する人の使用目的、期待すること、課題がどこにあるのか知る
ヒヤリング内容:上記の目的を満たすヒヤリング内容を考える
1)個人に関する質問(名前、年齢、趣味、仕事、仕事と私生活での目標と現状)
2)オンライン英会話に関する質問(英会話力習得におけるゴール、英会話力をつけたい理由、オンライン英会話における期待と課題)
4. ユーザーインタビュー
オンライン英会話を体験したことがある知り合いをリストアップし、声をかけ、協力してくれる人を募る。対面とZOOMにてインタビューをし、メモを取る。
5. 情報をまとめ、分析
ヒヤリングで出てきた内容を項目ごとにKeynoteにまとめる。
情報をまとめると、下記のことが分かった。
1)オンライン英会話をするユーザーの属性:性別年齢問わず幅広い層
今回のインタビューでは若い女性にしか聞くことができなかったが、初心者でオンライン英会話を習いたい層は若い女性に限らず幅広い年齢と性別が考えられる
2)オンライン英会話をする目的:自発的な目的と受動的な目的の双方がある
3)オンライン英会話の主な課題:①スケジュール管理が難しい、②力をつけるためにどのように勉強をすれば良いか分からない、③モチベーションの維持が難しい
4)課題の深掘り:
①スケジュール管理が難しい→日々のスケジュールによって空いている時間が異なる、急遽時間が空いていてもその時間に授業が取れず結局授業予定が決まらない
②力をつけるためにどのように勉強すれば良いか分からない→英会話力をつけたい時の勉強法はネットやYoutubeに載っているが自分の場合、何が問題でどのように勉強を進めていくのが効果的か分からない
③モチベーションの維持が難しい→成長の過程が見えにくく、達成感が得られにくい、個人で勉強を進める必要があるので孤独感を感じやすい
6. 上記から見えてきた課題を解決できる案を考える
①スケジュール管理が難しい:日々のスケジュールによって空いている時間が異なる、急遽時間が空いていてもその時間に授業が取れず結局授業予定が決まらない
→前もって予約ができたり、当日すぐに参加できるレッスンをわかりやすく表示、所要時間に合わせたカリキュラムの提案
②力をつけるためにどのように勉強すれば良いか分からない:英会話力をつけたい時の勉強法はネットやYoutubeに載っているが自分の場合、何が問題でどのように勉強を進めていくのが効果的か分からない
→現状どのレベルの英会話力があるのか診断テストをし、自分の目指したい方向(ビジネスに通用する力を身につけたいや、海外旅行で困らない程度の力を身につけたいなど)を入力し、それに合わせておすすめのカリキュラムを提案
③モチベーションの維持が難しい:成長の過程が見えにくく、達成感が得られにくい、個人で勉強を進める必要があるので孤独感を感じやすい
→レッスンをした日はカレンダーの色が変わるようにする、継続してレッスンを受けた日数を見える化、講師からのフィードバックが常に目に入るようにする、オンライン英会話に登録をした際に大きな目標を決め、月に一回、1ヶ月の振り返りと次の1ヶ月をどのような目標を持って過ごすかを考える機会を与える
7. Figmaを使用してワイヤーフレームとモックアップを作成
<制作方法>
自分の制作するものの目的やターゲットをまず決める。その後、オンライン英会話に必要な基本的な機能を書き出す。次にユーザーインタビューをもとに課題を知り、その課題を機能やデザインでどのように解決できるか考えた上で、まずはノートにワイヤフレームを描いていく。その後、Figmaを使用して一旦全体像を作り、その後全体感や細かな箇所をユーザー視点で見て使いにくい点があれば都度修正をする形で制作。
<全体感>
オンライン英会話をする人を励ましたり、やる気にさせる、親しみを感じてほしいという想いがあり、全体のトーンを暖かいオレンジに統一。
<ユーザーインタビューをした際に出てきた課題と解決策>
課題①:スケジュール管理が難しい
解決策:授業の予約ページの際に「今すぐ」「あとで」という2つの項目を作ることで予約の流れをスムーズにした。また、所要時間も事前に選択できることで、それぞれのカリキュラムを開いてその所要時間を見るという手間がなくなった。勉強する内容を自分で決めることも億劫だという話を聞き、授業予約のページ内におすすめの教科が出るようにデザイン。
課題②:②力をつけるためにどのように勉強すれば良いか分からない
解決策:LPの最初に現在の実力を測る診断テストの実施と自分の1年後の目標を入力することで現状と個人に合わせたカリキュラムが表示されるため、現時点での自分自身の力を客観視してみることができ、何から始めればいいか分からないという悩みを解決し、個人別に合わせた英会話力が身につく勉強方法を知ることができる。
課題③モチベーションの維持が難しい
解決策:個人に合わせたカリキュラムを提案する際にステップアップの形で体系的に力をつけていくが、その際にそれぞれのステップで目安として何ヶ月かかるか表示。ログインしてすぐのページの上部にスケジュール表があり、授業をするたびに「Good Job」というスタンプが押されるため勉強した日を見える化。また、何日間継続して勉強したかをスケジュールの横に表示することで自分の頑張りが形になって見える。自発的に勉強をするオンライン英会話でありながらやる気を維持するために、スケジュールの横に「今月の目標」「詳細」の項目を置くことにより、その月に対する自分の成長度合いをグラフで見ることができ、毎月の終わりには、テストを受けて現状を知り、自分の成長や行動を振り返り、次の月からどう改善していくか考える機会を与えることでただ単に与えられた授業をするのではなく自分の意図で勉強をするという意識を芽生えさせる。支えとなってくれる講師からのフィードバックをいつも見れるようページの上部に大きく表示。