三井住友カード Visa Infinite プロモーション設計
三井住友カード Visa Infiniteローンチ後のプロモーション設計。 認知から獲得へ接続する統合マーケティングにおいて、戦略設計からメディア・クリエイティブのディレクションまで一貫して担当。

┃Issue
三井住友カード Visa Infiniteはローンチ以降、TVCMやYouTube配信により認知は一定水準まで到達した。一方で、その認知が獲得に十分結びついておらず、獲得アシストは限定的な状況であった。その要因として、提供価値は認知されているものの、生活者の具体的な利用シーンに結びついておらず、意思決定の文脈で十分に機能していないと考えた。
その結果、提供価値が「選択理由」として顕在化しておらず、認知はあるが選ばれる状態には至っていないことが本質的な課題であると整理しました。
┃Solution
上記課題に対し、生活者がカードを検討する瞬間であるCEPに着目し、提供価値をその文脈の中で提示する設計とした。具体的には、人生の節目や自己投資、資産形成といった利用シーンを起点に、体験価値・利用枠・積立投資といった提供価値を紐づけて表現。抽象的に認知されていた価値を具体化することで、意思決定の文脈に組み込み、「選択理由」として機能させることを狙いました。
ミドルファネルにおいて理解・自分ごと化を促進するコミュニケーションを強化し、認知から獲得へ接続する全体設計を構築しました。

本プロモーションでは、認知・興味から理解・自分ごと化、そして獲得に至るまでの各ファネルにおいて役割を整理し、コミュニケーションを再設計しました。
トップファネルでは、最上位カードとしてのブランドの格を提示し認知を形成。
ミドルファネルでは、CEPに基づき価値を具体的な利用シーンと結びつけて提示することで、理解・自分ごと化を促進します。
さらに、第三者視点での解説やビジネスメディアでの深掘りにより、合理的な理解と信頼性を補完し、最終的に獲得施策へと接続する設計としました。

生活者がカードを検討する瞬間であるCEPを起点に、提供価値を生活文脈に紐づけて提示する設計にしました。具体的には、「人生の節目」「自己投資・人との出会い」「資産形成」といったシーンに対し、それぞれ後押ししたいファクトである体験価値・利用枠・積立投資といった価値を結びつけて表現しました。
これにより、抽象的に認知されていた価値を具体的な利用シーンの中で理解させ、単なる機能理解ではなく、意思決定の文脈における「選択理由」として機能させることを狙っています。
┃Creative①
CEPに基づき、生活者の利用シーンの中で提供価値を具体的に提示し、意思決定に結びつける3本の動画を制作。
CEPに基づき、提供価値を生活シーンの中で具体化し、意思決定の文脈で理解される表現としました。また、エレベーターを人生のステージ変化のメタファーとし、各シーンへ接続する構造で価値の一貫性を担保しています。
┃Creative②
マネーフォワードYouTubeチャンネルにて、投資家テスタ氏を起用したタイアップ動画を制作。第三者視点でVisa Infiniteの価値を解説することで、ミドルファネルにおける合理理解の促進を図りました。
広告として訴求するのではなく、第三者コンテンツとして設計することで、情報として受容される構造を構築。金融リテラシーの高い視聴者に対して、信頼性のある文脈で価値を伝えることを狙った。

┃Creative③
記事タイアップによる価値の深掘り設計。日経電子版およびForbesにて記事タイアップを実施。媒体特性に応じて訴求内容を設計し、Visa Infiniteの価値を多面的に伝達しました。

本プロモーションはCEPに基づき価値の提示方法を再設計し、認知から意思決定までを一貫して接続する統合プロモーションとして構築し、動画・YouTube・記事といった各施策を通じて、価値を「機能」ではなく「文脈」で伝えることで、理解を、選ばれる理由へと昇華させた施策となります。
日経電子版:https://ps.nikkei.com/smcc2603/
Forbes:https://forbesjapan.com/articles/detail/93630
┃Creative(グラフィック展開:構想)
羽田空港掲出を想定したグラフィックにおいて、三井住友カード Visa Infiniteの最上位ブランドとしての格を象徴的に表現するビジュアル設計を検討。

ブランドが持つ「時間の流れ」の概念を光の変化として空間化し、そこに人物を配置。
抽象的なグラデーションを個人の体験に接続することで、Infiniteの価値をパーソナルに伝えるビジュアルとしました。
※本グラフィックは来期制作予定のため、本ポートフォリオでは構想段階のアウトプットとして掲載。(完成物ではなく、ビジュアル設計の思考プロセスを示すもの)
