Vineria Ueno様 | ロゴ・ショップカード・テイスティングシート
滋賀県・東近江市にあるワインバー「Vineria Ueno」様のロゴ、マップ、ショップカード、テイスティングシートのビジュアル制作を担当。お店の持つ落ち着き・温度感・ワインを楽しむ余白のある時間 を大切にし、手描きのニュアンスを活かしたロゴを軸に、各ツールへ展開しました。
01 制作時間・使用ツール
制作時間:2021 / 12 - 2022 / 3
使用ツール:Adobe Illustrator / Procreate / Affinity Designer
担当範囲:ロゴデザイン / ショップカードデザイン / テイスティングシートデザイン
02 制作物

| Logo Identity
ワインを味わう時間の「静けさ」と「余白」を大切にし、手描きの線が持つ揺らぎや温度感をロゴに落とし込みました。
イタリア各地の個性豊かなワインを、落ち着いた空間でゆっくり楽しんでほしいという店主の思いを背景に、ロゴのイラストは店主の似顔絵をモチーフに、ワインをお客さんに注ぐひとときをイメージして描いています。
整いすぎない文字の表情が、肩肘張らずに過ごせる店内の空気や、日常に寄り添うワインバーの在り方を表現しています。
| 使用例
| SHOP CARD
| TASTING SEAT DESIGN
イタリアワインの知識を学びながら、産地ごとの味わいを体験するワークショップでの使用を想定したデザイン。
ワイングラスが数字の上に置かれるシーンを考慮し、余白を意識しながら A3サイズに収まるレイアウト を設計しました。
中央にはイタリア地図を配置し、地域名を記載することで、どの産地のワインかを 視覚的に理解できる構成 にしています。全体にはあえて薄いグレーを使用し、メモを書き込む際も文字と干渉しにくく、使い手にとってストレスの少ないデザインを目指しました。
03 制作プロセス・学び
当時はiPadのみの制作環境だったため、ロゴラフは Procreate を使用して手描きで作成。線の揺らぎやリズムを残しつつ、Affinity Designer でベクターデータへ落とし込み、ロゴとして実用できる形へ仕上げました。
慣れないデバイス環境での制作だったため、操作やデータ管理に試行錯誤する場面もありましたが、限られた環境の中でも完成度を担保する進め方 を経験できた案件です。
