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ITガバナンス全体の整備を行ってシステム開発において品質向上した事例

OVERVIEW

システム部門におけるITガバナンス全体の整備を行い、定着化に向けた推進を整備することでシステム開発における品質向上に寄与した

YEAR 2015

企業の概要

社員数:500名
業界:金融
自社では開発を行わないが、業務部門から出てきた要件を自社のシステム開発部門で整理し、システム構築はシステムベンダーが行う流れとなっていた。また、一部のシステムは内製で構築していたため、自社でシステム開発業務もおこなう


参画ポジション

■CIO室(新設)
ITガバナンス全般、予算・契約管理業務を行う。CIO直轄の改善施策を推進する。

■じゅん(私の役割)
ITガバナンス整備計画の作成を行い、運営マニュアルを作成後、ガバナンス運営を定着化させる業務を担当。

■品質管理部
監査指摘を踏まえ、社内基準の整備を行い、品質向上のためのシステム障害の原因分析・根本対応推進を行う。

■運用部
インフラ整備を行い、キャパシティ監視によりシステム運用を実施。システム障害時の暫定対応を実施。

■開発部
各業務部門からの開発依頼を受け、システム要件定義を作成し、開発ベンダーが開発し、マネジメントを行う。


実施期間:1年間



依頼背景

システム障害が多発し、金融庁より指摘も受けていた。
開発部、運用部は日常業務に追われており、改善施策を推進するためのリソースが無く、横断的に対応できる部門も無かった。
そこで、CIO直轄のCIO室を新設し、ITガバナンス全般の整備を行うことで参画した。


発生していた問題

  • システム障害が多発している
  • 金融庁よりITガバナンスの見直し指摘があった
  • ITへの投資判断がされていない
  • 社内規定と実態の運営に乖離がある状態になっている。
  • 開発案件の管理がExcelでおこなわれており、情報が一元化されていない。


実施施策

■ITガバナンス全体整備推進(設計・管理)
ITガバナンス整備計画の作成
IT投資判断フェーズの新設
案件レベル基準の策定および実施工程定義
運営マニュアルの作成
各種テンプレート作成

■IT投資判断の仕組み確立
案件管理業務の運営、システム開発案件管理全般(ステータス、金額規模、案件レベル)、IT投資判断会議の運営。(事前情報収集、会議開催、事後管理)

■案件管理システム導入
Excelで行われていた案件管理をSharepointを使い、部門全体で案件を一元管理し、承認ワークフローを導入するための、仕様整理、要件定義を実施。

■システム開発におけるPMO機能の設計・運用
プロジェクトを推進する上での活動・レビュー会運営のプロセス構築
成果物体系図の作成。(テンプレート、サンプルのまとめ)

■品質管理機能の強化
品質管理部にて実施する工程承認時の必要情報整理、品質基準定義。
工程承認会議の運営設計・実施。

■システム運用|システム障害管理の運営
年間発生障害の集計および直接原因・根本原因分析。
原因の深堀および再発防止作策定・実施状況トラッキング。


実施結果

  • 開発案件に起因するシステム障害が減少し、システム開発品質が向上した。
  • システム障害が発生してからの対応が早期化した。
  • IT投資にかける金額の把握が可能となり、案件の優先度付が可能となった。これにより効率的な案件推進が可能となった。
  • 案件の一元管理により、管理工数が削減された。また、最新情報がリアルタイムに確認可能となった。
  • プロジェクトマネージャーに依存する案件推進ではなく、組織的なプロジェクト推進が可能となった。













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