【課題】フライヤー制作
SHElikes PRO デザイナー(旧SHE MULTI CRTEATOR COURSE)にて、フライヤー制作の課題に取り組みました。架空クライアントからの依頼内容を元に、美容室のフライヤー制作に取り組み、紙媒体での入稿データの作成方法を学びました。
制作時間:約15時間
制作期間:約4日
制作範囲:情報設計・ワイヤーフレーム改善・デザイン
1.制作要件
〇クライアント情報
・クライアント名:SHE Tokyo
・拠点:銀座
・特徴:骨格理論に基づいたスタイル提案が売りの美容室。スタイリストは皆モデル御用達の有名店で腕を磨いた実力派。
〇目的
・オープン記念キャンペーンを通して認知を得ること、新規顧客獲得。
・スタイリストの情報を通してリピーターを増やしたい。
〇ターゲット
少し高めの料金設定であっても確かな腕のスタイリストに担当してもらいたい、ヘアスタイルにこだわりのある人。
〇提供素材
・ロゴ
・ワイヤーフレーム
2.成果物
≪表面≫
≪裏面≫
3.制作ポイント
❶サロンの特徴が伝わる写真選び
表面でサロンの雰囲気や特徴をよく伝えたかったので、写真選びには拘りました。
具体的には、サロンの特徴である“骨格理論に基づいたスタイル提案”ということが分かりやすく伝わるように、ハサミでカットしている写真を使用したり、店内の写真を入れることで、パッと見で店の雰囲気をよく知ってもらえるような写真を選定しました。
❷配色
ターゲットが少し高めの料金であっても確かな腕のスタイリストに担当してもらいたいというような人向けだったり、拠点が銀座ということもあり、配色は全体的に高級感や大人っぽさ、本格派なイメージを表すようなカラーまとめるようにしました。
また、クーポン部分も目立ちすぎないように他とカラーを落ち着かせるようにしています。そうすることで、割引目当てではなくサロンの雰囲気や特徴に共感してもらった人を多く呼び込むことを意識しました。
【ベース:深緑(#2d3a3f)/メイン:茶(#978a6f)/アクセント:黄(#f5d031)】
❸情報設計
表面では、情報を大きく横に区切って配置しており、上部にオープンする日付をメインカラーで記載することで、見た人が初めにこの日にオープンするんだということが分かりやすいように配置しました。その後サロンの特徴を知ってもらい、興味を持ってもらった人に30%OFFのオープンキャンペーンをやっていることを周知するような配置にしています。また、裏面もキャンペーンメニューを中心に、最後にスタイリストの情報を持ってくることで、実際に担当してもらう人のイメージも掴んだ上で来店頂くことを意図した設計にしています。
4.課題を通して学んだこと
Webデザインと比較して、フライヤー制作は、塗り足しだったり表面と裏面を考えた構成にする必要があったりとデザインする対象によって適切な知識とデザインの設計にする必要あることを知りました。フライヤーの場合は実際に手にとってもらって使用することを想定する必要があるので、一番アクションをとってもらいたいクーポンはどのようなデザインにし配置したら見落とされず、切り取りやすいと思ってもらえるかなど考えながら制作に取り組みました。