ヘアサロンのオープン告知フライヤー(架空案件)

OVERVIEW

SHElikes MULTI CREATOR PROJECTの課題で作成した架空のヘアサロンのフライヤー制作課題です。クライアントからの要検定義書・ワイヤーフレームを元に情報設計 / デザインを作成しました。【制作期間:2週間】

YEAR 2021

目次

① 要件
② 制作したフライヤーデザイン
③デザインのポイント
④ 制作を通して学んだこと


①要件(課題内容)

◆クライアント情報
<クライアント名:SHE Tokyo>
銀座に拠点を構える、骨格理論に基づいたスタイル提案が売りの美容室。オーダー通りに再現するだけでなく、一人ひとりの骨格や髪質に合わせて最大限に合うようにカスタマイズし仕上げることを得意としている。スタイリストは全員、有名店で腕を磨いた実力派。

美容室のターゲット
少し高めの料金設定であっても確かな腕のスタイリストに担当してもらいたい、ヘアスタイルにこだわりのある方。

フライヤーの作成目的
オープン/キャンペーンの告知をすることで、新規会員を大きく獲得すること。認知を得ること。

◆クライアントから渡されたワイヤーフレーム


② 制作したフライヤーデザイン

<オモテ>

<ウラ>


③デザインのポイント

◆季節感とサロンのイメージに合わせた配色

深みのある「くすみカラー」でトンマナを統一。ピンク・グリーン・ベージュの配色で大人の女性らしさ、高級感のあるデザインを意識しました。また11月中旬オープンなので、秋っぽさとクリスマスぽっさを意識した配色にしました。

◆情報の優先順位と文字の可読性

<オモテ>オープンを知らせる告知フライヤーのため、「GRAND OPEN」の文字とサロンの特徴である「骨格理論に基づいたヘアスタイル考案」の2つを大きく配置。あえて縦文字と横文字に配置することで、動きをつけて目に止まりやすいデザインにしました。

<ウラ>キャンペーンメニューはお得感が伝わるように、配色や文字の大きさにメリハリをつけました。また美容師のインスタを事前に見て、ヘアスタイルを決めて来店する人も多いので、スタイリスト紹介の部分にはインスタグラムのIDを記載しています。

<オモテ・ウラ共通>洗練された雰囲気を演出するために、日本語文字は遊ゴシック体を使用、英文字はしっぽり明朝を使用した。英語文字を多用しすぎず、読んで欲しい文章は日本語を使うように心がけました。


④ 制作を通して学んだこと

◆WEBと紙のデザインの違い

・紙のデザインの場合は、印刷に対応できるファイルづくりをする必要があることを学びました。裁断ズレを考えたデザイン、文字のアウトライン化、印刷後の文字の視認性など、WEBよりも細やかに考える部分を学びました。

・フライヤーデザインは、WEBページに比べて一目で見える領域が縦に長いため、縦長を意識した文字の配置をすると、デザインにインパクトが出ることを学びました。