架空サイトデザイン制作（リクルートサイト）

【使用ツール】Illustrator/Photoshop

① 要件
② 制作したデザイン
③ 工夫したこと
④ 制作を通して学んだこと

①要件

クライアント情報
＜クライアント名：TSUTSUMU株式会社＞
ベビー用品をメインとし、ママの育児をサポートするコミュニティ事業や、家族みんなが幸せになるフォトブック事業などを展開している。軸はベビー用品だが、今後ママ・パパ、家族向けのサービスも展開していく予定をしている。
目的
サイトを通して応募をしてもらうこと（カルチャーフィットしている人がターゲット）
ターゲット
転職希望の方
報酬面よりTSUTSUMUの世界観に強く共感できる方
未経験よりは経験を重視したいが、それよりもカルチャーフィットしている人
トンマナ
明確なブランドトンマナが決まっていないため、事業内容にあうトンマナを自由に提案してほしい

②制作したデザイン

③ 工夫したこと

■情報設計

カルチャーフィットした人材を採用することがこのLPのゴールであるため、そのための情報設計を考えました。
カルチャーフィットしている人からの応募がどうしたら増えるか、ターゲットに対してどんな導線でどんなコンテンツが必要かを考えながらデザインに落とし込みました。

具体的には、上の図のようにユーザーストーリーを考えました。
コンセプト・事業紹介といった会社が目指す方向性を知ってもらい、働く環境・メンバー紹介で実際に自分が働いてる様子をイメージしてもらい「ここで働きたい！」という温度を上げ、募集要項でより深く理解するコンテンツに進んでもらい、最終的なゴールであるエントリーをしてもらう流れです。

1. ファーストビュー

ベビー用品をメインとし、ママの育児をサポートするコミュニティ事業や、家族みんなが幸せになるフォトブック事業を行っているため、それらのイメージがしやすい写真の選定と、「やさしさでつつむ」という温かみのある企業コンセプトから、人の温かさを感じるオレンジ色をメインカラーに設定しました。
また採用サイトだということが一目で伝わるように、目につきやすいロゴの隣に「採用サイト」の文字の導入と、いつでもエントリーができるよう右下にエントリーボタンの配置をしました。

2. TSUTSUMUについて

FVとコピーだけでは具体的に何をやっている会社なのかがわからないため、伝えきれなかった会社の想いをFVの下に配置することで情緒的に求職者に訴え、TSUTSUMUの世界観を知ってもらい共感を促します。

3.事業について

会社が目指している方向性の理解と、ユーザーに自分事化してもらうために事業紹介を配置しました。

4. 働く環境

会社に興味があっても環境が自分に合わなければ応募するのも躊躇してしまうと考えたため、どんな環境のなかで仕事ができるかを提示することで理解と安心感を感じてもらい応募までの不安を払拭します。

5. メンバー紹介

在籍する社員の雰囲気を知ってもらうことで親しみを持たせたり、会社の雰囲気や馴染めそうかなど、入社後のリアルなイメージを持たせることができるため応募までの判断をしてもらいやすくします。

6. 募集職種

企業と求職者の間にミスマッチが起きないようにや、自分のスキルが活かせるか等の判断をしてもらいやすくするため、求めている職種を掲載しています。

7.エントリーカルチャーフィットする人物を求めているため、そのことが伝わるようなメッセージを添えることで、その人物像に近い求職者が「ここで働きたい！」と思ってもらいやすくなる見せ方にしています。

| 制作を通して学んだこと

■ ユーザーストーリーの重要性

デザインをする前に、このサイトを通してユーザーにどんな行動を起こしてほしいか、どう思ってもらいたいか、を綿密に考えてからデザイン制作に入る重要性を学びました。
ファーストビューからエントリーまでの流れの中で、どうすればカルチャーフィットしてる人が応募してくれるか、求める人物像が興味を持つような見せ方はどういったものなのか、を考え一貫性のあるデザインにする大切さが理解できたように感じます。