【実践課題】バナー制作 「 英会話教室・お友達紹介キャンペーン」

OVERVIEW

SHElikes PROデザイナーの実践課題として実施。クライアントの依頼要件を満たすようユーザーストーリーを考えながら情報設計やビジュアルデザインする方法を学んだ。【制作年月:2025.07/制作期間:1週間/制作時間:4日間/使用ツール:Photoshop】

制作物

  • Instagram用バナー

  • X用バナー

|制作要件

・クライアント  /  20代女性がメインターゲットの初心者向け英会話スクール「English Girls」
・目的  /  キャンペーン利用での入会者を増やす

・ターゲット  /  20代女性・英語初心者・趣味で英語を学びたいと考えている方

・トンマナ  /  明るく楽しくポップな雰囲気、夏らしさを感じる色味

|制作過程

【STEP1】ユーザーストーリー及び情報の優先順位の決定

今回制作するバナーを見た人にどのような体験をして欲しいかについて、ユーザーストーリーを考えた。


【STEP2】レイアウトの作成

STEP1で設定したユーザーストーリーに沿って各要素の配置や文字サイズをレイアウトを作成した。まず先にInstagramについて作成し、情報の優先順位に変更が出ないよう留意しながら同じ要領でXについても作成した。人間の自然な視線の動きであるZの法則を意識した。


【STEP3】ビジュアルデザインの制作

ユーザーストーリーがより魅力的に伝わるよう配色や装飾を施してブラッシュアップした。特に工夫した点は以下となる。

  • ”あなたとお友達”を表現するための人物の写真

ターゲットが自身と友人を投影してもらえるよう、生徒側の女性は2名使用した。

  • 英会話スクールであることがわかる要素

背景にアルファベットをあしらいとして配置した。

  • 『ポップ』な雰囲気の表現

フォントは太字の「小塚ゴシック」とし、文字に縁をつけることでポップさを表現した。

  • 『夏らしさ』の表現

夏というワードから連想される青系統の色調をメインカラーとし、ベースカラーに白、アクセントカラーはピンクにし、20代女性が好む色合いにした。

|制作を通しての学び

  • ユーザーストーリーの設定、レイアウトの作成までは比較的順調に進んだが、ビジュアルデザインの制作に苦戦した。クライアントが示すターゲット像である『英語初心者』向けの表現は、背景に英字素材と外国人女性講師の写真を組み合わせ、英会話教室らしさが伝わるよう工夫した。クライアントが求める要件を正確に理解し、制作過程で一貫して念頭に置き続けていくことの重要さを学んだ。