Yuka Miyawaki ARTWORK

OVERVIEW

2020年度デザイン言語実践の作品集と、今までのアートワークのポートフォリオサイトです。

手を動かすことを優先させ、つくりながら考える力

鳴川肇先生課題



 デザイン言語実践の最初の課題であった本課題のグループ課題で制作したものです。チームのコンセプトを地上の現実と地下の楽園、パラレルワールドと設定しました。

 私は地下の世界を担当しました。ノスタルジックさを出すために逆光になるように小さい電球を設置し、セピア色に見えるスチレンボードを使用しました。

 日常生活で使っているものを活用して作品に取り込むという新鮮な体験をし、世界をみる目が変わり、創作の可能性を感じました。

機械学習を用いたインタラクティブなWebサイトの制作

徳井直生先生課題


 Glitch.comとTeachable Machineを使用した、zoom会議を楽しくするwebサイトを作成しました。手のポーズや離席によって画面に絵文字や画像が表示されるようになっています。

 セリフの音声を聞かなくてもその人の様子や声色が伝わってくる漫画の吹き出しに注目し、“見える独り言”がコンセプトのサイトを作成しました。 

 オンライン授業やミーティングでは、実際に会ったときと比べて仕草や雰囲気で気持ちを 伝えることはできません。Zoom の中では、隣の人に耳打ちしたり、独り言を言っても意味がありません。そこで、わざわざミュート解除をしなくても、考えていることを、気軽にさりげなく 伝えられるようなものを作りたいと思い制作しました。

 約1年間、zoomによるオンライン授業や会議を経験したため、こんな機能があったらいいな、というものを実際に形にするのが楽しかったです。

自分なりのメディア/メディウムを作り出し、それを 起点にさまざまなメディア/メディウムを横断する力

田中浩也先生課題


 スマートフォンのカメラが持つメディウム性について考えながら、映像を制作しました。大きなカメラは撮影目的のときしか持ち歩きませんが、スマートフォンは常に持ち歩きます。コロナ禍で都会には出かけずに近所を散歩するときにでも撮影の機会を持つことができるので犬との散歩を撮影しました。

 スマートフォンの薄さ、軽さ、落としてもケースをしていれば破損しないという特性を利用し、犬の首輪に挟んで撮影しました。『僕の景色、君の景色』という題名で、お互いの視点を撮影しました。

 そして、たまたま私の靴紐が解けていたことを、犬視点の動画を見て初めて気づきました。題名を変えて考える課題では、『靴紐』を起用しました。


過去の作品

繊細さと隣り合わせのデジャブ

 高校生の頃は器用さとデッサン力を生かして細密着彩の作品を制作していました。上の画像は、第八支部美術展覧会で銅賞を受賞した『情緒』という作品です。それぞれのモチーフのもつ質感を再現し、余白に空間を感じさせる構図で描きました。


日本画における岩絵具のメディウム性に魅力を感じ、高校の美術の時間に制作しました。

蝶に蜜を吸われている少女が試すようにこちらを見つめています。

岩絵具の持つ、日本古来の伝統的な色味、色によって異なる粒子の大きさを使い分けることによって出る質感を意識しました。

高校3年の文化祭の模擬店で制作したポスターです。大正、昭和の昔懐かしい雰囲気を出すために色合いや塗り方を研究しました。


色のぶつかり合いやデザインに興味を持ち、色の勉強がてらに作品を制作しました。



Dry Flower

過去は存在しないけど、思い出はいつだって美しい

不純白

大学に入ってからは、様々な体験や、感情を昇華するために絵を描いています。

絵を見たときに、この感じ知ってる、どこかで経験したような気がする、と思うような作品作りができるように日々模索しています。

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