作り置きレシピアプリ(0からサービスを作った)【架空】

OVERVIEW

自主制作の一環でペルソナ設定から課題・価値定義・ヒアリング・プロトタイプ作成を一気通貫で行いました。(制作期間1.5ヶ月)

YEAR 2022

制作期間:約1.5か月

担当範囲:企画、設計、デザイン

課題の目的:UIデザインの設計を0から行うことでサービスデザイン全体の流れを体験し、情報設計(OOUI)や画面構成などの理解を深めること。


【企画】


<ペルソナ設定>

ペルソナは20代のご結婚されている夫婦を想定しています。
料理にはあまり手を出さないけれども健康的な食生活を求め、かつ時間とお金を節約したい、という方です。

まためんどくさがりやで効率良く物事をこなしたい性格の持ち主です。


<課題>

作り置きは時間がまとまって取れる日に数日分の料理を事前に作り冷蔵・冷凍保存をします。

ここでぶつかる課題として以下の通りピックアップしました。

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これをベースに本サービスの価値定義をしていきます。


<価値定義>

まずは手書きベースでユーザーが作り置きをする場合どういう行動フローになるかを考えました。

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その後それぞれの行動に対してユーザーの心境、課題、解決策について書き記し、アプリに落とし込める要素をピックアップします。

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アプリに落とし込めそうな課題をまとめ以下のような価値定義をしています。

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【設計】

<ラフプロトタイプ>

ラフプロトタイプを作成するにあたりまず、先ほどの行動フローからオブジェクト抽出してそれぞれの関係性を整理しています。

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手書きでどんな画面ができるかも作っています。

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【デザイン】

<Figmaで画面作成>

OOUIの考え方を活用して画面を作成しています。
また画面ごとに入るオブジェクトとそれぞれの画面で起こすアクションを整理し、画面間の関係性と、論点の抜け漏れがないかを確認しました。

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<ヒアリングの実施>

プロトタイプを作成した段階で友人2名にまずヒアリングをし、
改善を施した後さらに2名にヒアリングをしブラッシュアップを図りました。

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想定の質問を軽く考えてはおきましたが会話の中で生まれた質問も拾い上げていきました。

ヒアリングを通してこんな課題が発掘されました。

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<最終形>

ヒアリングで得たヒントをもとにアプリの最終デザインを作成しました。

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【学び・反省】

今回の製作過程で様々な学びや反省点が上がりました。

・学び

サービス全体を作り上げるのに必要な工程を理解することができました。
また最終形に行くまでにプロトタイプを2回壊して作り直しています。
特にここで大きく学んだのは作り手とユーザーにはどうしてもユーザービリティなどの観点において乖離が生じてしまうということです。
なのでヒアリングを通していかにこの乖離をつめていくことができるかがまずは”いいユーザー体験を作る”ということにつながるのだと思いました。

・反省

学びのところと関連があるのですが、もっとヒアリングをすべきだったのと、想定問答を細かく詰めるべきだったと感じました。
ヒアリング当日何聞こうかなという間が生じてしまったので今後はそういったことがないようにしっかりとつめてからヒアリングに臨みたいと思います。







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