杉野服飾大学卒業製作発表

OVERVIEW

デザインテーマ『錯覚にようるデザイン効果』 人の目はとても良くできていますが、光、影、色、凹凸などで見え方は変わってきます。 良くできていますが完璧とは言えません。だからこそ錯覚して不思議な感覚を味わうのです。

YEAR 2014 - 2015

  • 生地自体の色はネイビーベースの生地だが、光が当たる事により、赤色や緑色発色しまるでモザイク柄のように見せる事ができる。チュールのような生地は張り替え用の網戸を使用。

  • 脇の前後を縫いわせる際、タックを用いて後ろのデザインを複雑化させ、それに合わせてスカートの丈の長さも前後変える事で前後で見たときの印象を変える事ができます。襟と袖口は"裏スモッキング"と言う技法を用いて、複雑な集合体を表現しました。

  • 生地は魚眼レンズを連続パターンとして表現したような生地です。光の反射によって凹凸があるように見せる事ができます。オーガンジーには遮光シートを細く切った物をバッグなどでもよく使用されるハトメで固定しています。そのにより、光の反射によりより一層存在感が増します。