食堂の混雑度推定アプリ

食堂の混雑度推定アプリについて

オープンキャンパスの出し物として食堂内の混雑度を推定・予測するアプリを開発しました。

iPhoneなどの端末から発せられるBluetooth信号から食堂内に何人が入店しているかを推定しています。Bluetooth信号を発する端末数には個人差があるため、実際の人数とずれないように統計的に推定しています。

図1 システム構成図

図2 統計モデルで食堂の人数を推定

図3 アプリ画面

図4 利用例

実際に食堂の混雑度を減らすことはできないのか？この問題を解決するための仕組みとして、食堂が空いている時にカードリーダに学生証をタッチするとポイントが貯まるサービスを開発しました。1回につき10ポイント(10円分)で100ポイント貯まると食堂で100円引きされるシステムです。予算は、教授に熱意を伝え、学長裁量経費から捻出していただきました。

本大学で初めて学部1・2年生(全24名)が自主的に大学で大規模に使われるシステムを作る前例を作りました。

チームの一員としてやったこと

1.「3密ポイント」、略称「みつぽ」を命名しました。

　新型コロナウイルスにより、「3密」を避けることが大事だとニュースで報道されているのを見て、3密を避けたら得をするにはどうすればいいかを考えたときにポイントを付与すればいいという発想になったことから、「3密ポイント」と提案しました。
　ロゴはチームリーダーがオリンピックをインスパイアしており、略称「みつぽ」を組み合わせたデザインとなりました。

2.モバイル画面のデザインを考え、HTMLとCSSを使って作成しました。

　デザインを考えるの初めてのことで、最初はノリで作ればいい感じになるだろうといきなりHTMLを書き始めたのですが、もうそれは大変なデザインになってしまい、チームのみんなと話し合いながらFigmaを使ってデザインを考えました。
　HTMLとCSSを本格的に触ったのもこのプロジェクトが初めてなのでコードもぐちゃぐちゃですがFigmaで作ったデザイン通りのモバイル画面ができたと思っています。
　特にユーザビリティを重視して作ったのでシンプルで使いやすくなりました！

3.サブキャラの登場について

　このアプリの初期キャラは以下のキャラクターでした。しかし、学科主任からロリキャラがダメだと言われ泣く泣くキャラクターの作成を同学年の人に書いてもらいました。

初期キャラ「仮名：緑電みつは」（没）

「みつくま」（3密ポイント公式）

　「みつくま」のデザインが完成するまでにサブキャラを作ってみました。それが「みつぽくん」と「みつぽちゃん」です！

「みつぽくん」

「みつぽちゃん」

　なかなかインパクトのあるキャラになって（自称人気）キャラです！