自転車のシェアリングサービスアプリ by cocoda!

Overview

Date : 2019年5月
Time : 約4日間
Type : practice
Tools : Sketch
Challenge : 自転車のシェアリングサービスアプリのプロトタイプ制作

(初めて制作したアプリです)


▼今回挑戦したお題

Process

1. 競合のアプリ分析/リサーチ


2. 要件定義/コンセプトメイキング

●ステートメントシート

  ○サービスコンセプト

『借りたい時にすぐ、好きな場所で、簡単に乗り捨てできる自転車のシェアリングサービス』

  ○ターゲットユーザー
(年齢)30代〜40代前半
(職業)専業主婦(子供持ち)
(性別)女性
(性格)流行の新しいものが好き
(ライフスタイル)ママ友と日中に頻繁にカフェに出かける
(利用するSNS)LINE/instagram/facebook
(買い物時の決済手段)キャッシュやクレジットカードの他に、LINE payやスマホの電子マネー

 ○ユーザーのニーズ
『節約をしたい』
様々なカフェに行って、ゆっくりする時間が日常生活の中で1番楽しい時間なので、カフェまで行く道のりも優雅に時間をかけずに行きたい

 ○ユーザーにとっての課題
以前シェアリングサービスを利用しようとした時
・毎回ログインするのが手間
・自転車の番号を毎回把握しないと利用できなかった
ということ

 ○ユースケース
ママ友と駅から離れたカフェに行く時に、カフェ〜駅までの帰り道に一人で利用する

 ○コア機能
・SNS連携で簡単にログインできる機能
・現在いる地点から、アプリ内のMap上で利用可能な自転車とステーションを探すことができる機能
・自転車をQRコードでかざしたら、ロックが解除して簡単に乗車できる機能
・目的地をアプリ上で検索でき、アプリ1つで目的地に辿り着ける機能
・目的地付近になったら、付近の最短のステーションをレコメンドして、ステーションまで誘導する機能

 ○アプリの特徴

①操作が簡単で迷わない
・視覚的に、直感的に理解できるデザイン(適切なアイコンやボタンの配置)
・難しいワードを用いない

②ターゲット層やニーズにあったデザイン
・メインカラーを暖色(#EA6390)、アクセントカラーを(#042256)
(このカラーが最適解ではなく可愛すぎる雰囲気ではありますが、オレンジ、緑、赤などは競合に多いため、今回は外しました....)

2. ラフスケッチ/情報設計


3. ワイヤーフレーム/画面設計


4. ビジュアルデザイン


5.ファンクショナルプロトタイプ

---------------- +α


●差別化要素

 ○消費カロリーを提示してくれる機能
30代〜40代前半の専業主婦、かつカフェ好きとなると、体型を気にしている層が多いだろうと仮定し、潜在的なニーズかもしれないですが、消費カロリーを表示することで利用モチベーションに繋げてもらいたいという意図

 ○アプリ内で目的地を検索して、このアプリ1つで目的地に辿り着ける機能
私がアメリカでLIMEに乗った時の課題として、「アプリ上で目的地を検索できず、他のmapアプリを見ながらこのアプリを使わないと目的地に辿り着けず、不便!!!」という問題があったので、この1台のアプリで迷わずに目的地やステーションに辿り着けるようにする

 ○目的地に近いステーションのレコメンド機能
ステーションが必ず目的地付近にあるとは限らないので、目的地に行く途中で最短のステーションが分かり、そこでスムーズに降りれたら、ユーザビリティが少しは向上するのではないかなぁと考えた


●解説

 ○ロゴ
数分で作った簡易的なロゴですが、頭の『C』の空間を空けることで『緩さ』『ラフ』『気軽さ』、全体的に丸みを帯びたフォントにすることで『温かさ』をイメージして、このロゴにしました 

 ○通知
どの場面でどんな通知が必要なのかを競合のアプリを参考にして作成しました。通知の文章は企業ごとに異なるので、そのアプリのカラーを出せるような文章を考える必要があるなぁと思いました

 ○アカウント登録のタイミング
アプリ起動時ではなく、実際に利用する際に、SNS連携などを含めて簡単なログインができるように設計

 ○コーチマーク
操作に迷わないように次に何のアクションをすれば良いか示す

---------------- +α


●アカウント登録をいつ促すかについての工夫
「アプリの起動時にアカウント登録を促す or アプリの起動時は促さずに実際に利用する直前に促す」はとても悩みどころで、他の競合のアプリもバラバラでした。

 ○モビリティアプリの調査結果
(1列目の『ログイン時』/2.3列目の『notログイン時』というように分けて見ていただければと思います)

『アプリ起動時はアカウント登録を強制せずに、中身を見せてから登録を促すのが良い』とどこかの記事で見ましたが、モビリティアプリに限らず、他のアプリにおいても起動時にアカウント登録を強制するアプリは多いので、ユーザーにとっても「仕方ないか...」ってなるのではないかと思いました。
ですが、mobikeのように入力項目が多いと離脱してしまう可能性があるので、起動時は最低限の情報収集に抑えるべきだと思いました。
 今回は、起動時は強制せずに、利用時にSNS連携などを含めて簡単なログインができるように設計しました。


今回制作を諦めた機能 / 画面
(このアプリは、クレジットを登録→現金を入金→1円1Pに換金される→ポイント数に応じて乗車可能というような決済を想定しています)

・自転車の事前予約機能(今回は「その場ですぐに」に重きを置いて制作)
・友達に紹介して登録してもらうと、ポイントが貰える紹介コード機能
・貯まったポイントを提携しているカフェやコンビニなどで利用することができる機能
・遠い地点からどこにポートがあるか確認できる機能
・利用方法などを記載したウォークスルーページや利用ガイド
・決済方法を選択する画面
・ログイン画面や免許登録画面

など.....


●制作後に感じた改善点 / 反省点

・コーチマークなど、ところどころフォントサイズが小さくて見にくい
やはりios標準の11px以上にした方が良いですね.....

・モーダルの時に「×」で簡単に閉じれるようにする(今はそれ以外のエリアをタップすることで戻れるようにしていますが2パターンあった方が親切)

・スプラッシュ(起動画面)にロゴだけでなく、アプリの簡単な説明を記載しないと何のアプリなのか分からない可能性がある

・ステーションを選択するときにタップエリアが小さい&今はステーション数が少ないから良いが、ステーションが増えてmap上のステーションアイコンが重なったときに、タップできない

→デザイナーの方にこんなUI良いんじゃないかって提案していただきました!画面内に表示されるステーションをカード形式でスライドして選択できれば良いですね!

(Rettyが理想▼)



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