【課題】LPデザイン
SHElikes MULTI CREATOR COURSEの課題で、カフェ&コワーキングスペースのLPデザインに取り組みました。架空のクライアントからの要件書とPCのワイヤーフレームを元に、PCのデザインカンプとSPのワイヤーフレームを制作しました。(制作時間:約40時間)
| 課題内容
■架空クライアントからの依頼
会員限定のカフェ&コワーキングスペースをオープンすることになったため、利用方法やアクセス情報を載せたWebサイトを制作したい。
■架空クライアント名
WORK, inc.
女性向けのビジネススクール を展開。会員は主に20~30代の女性。キャリアアップのためにビジネススキルを学び、さらにそのアウトプットの場として定期的にビジネスコンテストなどのイベントも開催。
■ターゲット
・ビジネススクール WORKの会員
・ビジネススクール WORKの会員ではないがWORKが気になっている方
■目的
WORK lounge Aoyamaについて知ってもらうこと
■トンマナ
ペルソナを参考にして制作してほしい
■提供素材
ロゴ、PCのワイヤーフレーム
■ペルソナ
【名前】川上 望美(32)
【属性】
・東京在住
・某メガベンチャーゲーム事業部部長(8年目)
・既婚で旦那さんと二人暮らし
【背景や行動】
・仕事が大好き、スキルアップに投資をしたい
・同じような目標を持った同世代の女性と繋がりお互いに切磋琢磨しあいたい
・会社外での人脈を作りたい
【ニーズやゴール】
・仕事での成果をもっと出していきたい
・ゆくゆくは役員になりたい、起業も考えている
・強いチームを作るためにマネジメントやコーチングのスキルも学びたい
| 制作物
| 工夫した点
1. 配色
キャリア思考の高い女性がターゲットということで、「真面目・ストイック・自立した女性」といったワードをイメージし、女性の柔らかいイメージを保持しつつも可愛すぎないデザインにするため、ベースカラーに柔らかいブルーとホワイトを、メインカラーとしてネイビーを使用しました。また、テキストにはブルーグレーを使用し、全体的に類似色でまとめたシンプルな配色にしました。2. ターゲットに立ち止まって見てもらうことを意識したファーストビューのデザイン
ファーストビューはWebに訪れた人が最初に目にするページで、ターゲットがひと目で「自分のことだ」と感じることが大切だと考え、ターゲットに当てはまる女性がカフェで勉強しているシーンを連想させる写真を使用しました。また、キャッチコピーを左上に配置することで、WORK lounge Aoyamaの提供するサービスのコンセプトをターゲットに印象付け、次のカテゴリへ読み進めたくなるようにしました。
《提供されたワイヤーフレームのファーストビュー》
《制作したファーストビュー》
3. 情報の視覚化
1)「CONCEPT」の内容を「WORK lounge Aoyamaの4つの特徴」として視覚化
提供されたPCのワイヤーフレームの「CONCEPT」に記載されている内容は、WORK lounge Aoyamaのセールスポイントが詰まっている重要な内容だと考え、ドリンクメニューと共に「WORK lounge Aoyamaの4つの特徴」としてアイコンを使って視覚化し、ターゲットが情報を読み取りやすくなるようにしました。
《提供されたワイヤーフレームの「CONCEPT」》
《制作した「CONCEPT」》
2)「ご利用方法」にイラストを使用
利用方法にイラストを使うことによって、文字をきちんと読まなくても視覚的にわかりやすいデザインにしました。
《提供されたワイヤーフレームの「ご利用方法」》
《制作した「ご利用方法」》
4. 堅いイメージになりすぎないためのデザイン
配色はビジネス感の強い印象にしましたが、ターゲットは20〜30代の女性であるため、「柔らかさ・親しみやすさ」といった雰囲気も大切にしたいと考え、角丸や円を使用したデザインにしました。また、使用したイラストもそういった雰囲気に合うものを選び、統一感を出しました。
5. 「お問い合わせ」項目の設置
提供されたワイヤーフレームにはない項目でしたが、興味があるが疑問点や心配な点があって利用を踏みとどまってしまっているユーザーが気軽に問い合わせをし、施設の利用に繋げることができるようにするため、「お問い合わせ」の項目を設置しました。
| 制作を通して学んだこと
1. 自分の中のデザインの引き出しを増やしていくことの必要性
制作にあたりさまざまなWebページを参考にしましたが、制作を終えて見て、まだまだ自分の中のデザインの引き出しが足りないことを実感しました。今後もいろいろなWebページやデザインを見ることで、「なぜこのデザインが良いと感じるのか」といった部分を言語化するトレーニングをしていきたいと思います。
2. 根拠を常に考えながらデザインすることの必要性
「なんとなく素敵だから」といった理由でデザインをするのではなく、デザインの目的やゴールを考え、根拠を持ってデザインをしていかなければならないということを学びました。