事業者向けに特化した、価格比較サービス
個人向けの価格比較サービスはすでに展開済みであったところ、「事業者」が用いることに特化したサービスの新規開発を行いました。
### 事業者向けに特化した、エネルギー価格比較サービス
#### 概要
個人向けの価格比較サービスはすでに展開済みであったところ、「事業者」が用いることに特化したサービスの新規開発を行いました。
- サービスURL(ホーム)
- https://emap-zelos.enechange.jp/
- 参考
- 個人向けの価格比較サービス
#### チーム構成
- ビジネス担当2名、開発担当1名(私)
- まずはベータ版の提供を目標としていたため、小規模のチームです
#### 課題
事業者が価格比較を行う目的である「新プランの開発」「既存プランの競争力強化」のための機能を、個人向けのサービスよりも使いやすくする必要がありました。
#### 課題の解決方法
「事業者」が行いたいことを丁寧に抽出してまとめ、その要件をひとつひとつ実装していきました。
個人向けサービスでは最安値の提供こそが最重要な課題であるのに対し、事業者向けでは他事業者の価格の網羅性が必要になり、そこに焦点を合わせました。
加えて、新しく商品を開発するにあたって仮想の価格設定値を細かく変動させる機能を追加しました。これにより、どの程度の価格でどの程度他社との競争力が持てるかを手早く検討できるようになりました。
この機能では「キャンペーン価格」も設定でき、特定の時期に広告を打って集客する用途にも使えるようにしました。
#### 結果と考察
実装した機能は先方の求めていたものと合致し、正式な契約を受注することができました。
これまで先方は専任の担当者を当てて Excel の関数で独自に価格を算出していたところ、本サービスの提供によって担当者が不要になり、誰でも計算ができ、その結果を容易に共有することができるようになりました。これにより人的リソースの効率化が達成できました。
ただし、先方にヒアリングしたところ、このサービスを利用する時期は価格改定の際の年一回が基本であるとのことで、その点で契約交渉が難しかったところがありました。サブスク形式やスポット課金形式などでの契約形態を考えていますが、現状では月額の低額提供にとどまっています。今後、多くの事業者にサービスを展開することを考えると、この点は課題点として残ります。
また、失敗談として、表示価格の一部に消費税率10%の適用することを失念してしまい、先方に多大なご迷惑をおかけしたことがあります。以後は価格情報にQAを導入してミスを無くしました。
#### 用いたツールや技術
- Ruby on Rails
- jQuery
- Vue.js
- CircleCI で PDF のメタ情報をチェックする方法について、技術ブログにまとめました
- PDFファイルに不適切なメタデータ(「作成者」や「タイトル」など)が存在している場合にCIで検知する方法
