トレースしたLPはデザイン性が高く、色使いやアイコンの形なども独自性があったため、分析を進める中で様々な要素を学ぶことができた。見やすいという観点はもちろん、近接や強調を意識して配色やフォントサイズが決められていた。余白の使い方によっても印象コントロールができており、整列したページに仕上がっていた。同じ要素を繰り返すことにより全体のまとまりを生み出すことができ、情報をスムーズにインプットする手助けとなることが解った。また、動的なWebサイトをトレースすることで情報や企業(商材)イメージを伝えるための方法を学ぶことができ、商品やサービスを利用した気持ちになれるようなデザインの工夫が沢山あることを知ることができた。
トレース時にはまず、スタイルシートを作成し配色やフォント、余白を事前に決めことで、作業の効率化を図った。抽出作業も時間がかかったが、初めに全体のスタイルを把握しておくことで後々のトレース作業の手間を省くことができた。トレースの要素が多く大変な作業だったが、そのデザインがどのように創られているのかを分析して理解しながらトレースに取り組むことができた。