【実践課題】フライヤーデザイン_美容室新規オープンキャンペーン
OVERVIEW
SHElikes PRO Designerの実践課題として実施。クライアントからの依頼に従い要件定義のうえビジュアルデザインを制作した。情報設計の段階で3CやSWOT分析を行い制作コンセプトを明確にしてから取り組んだ。
- 制作時間:4日間
- 制作範囲:情報設計、ワイヤーフレーム修正、デザイン制作
- 制作ツール:Illustrator、Photoshop、Figma
制作物
制作要件
制作過程
【STEP1】ペルソナの設定
クライアントから提示された制作要件を元に、ターゲット像をより具体的に設定した。
【STEP2】情報設計
制作要件として提示された情報を元に、3C分析及びSWOT分析から『美容室SHE Tokyo』の特徴を整理した。これに沿ってデザインコンセプトを制定することで、競合とする美容室との差別化を図り、ペルソナに合ったデザインが設計できると考えた。
SWOT分析にて整理した内容を掘り下げ『美容室SHE Tokyo』が目指すポジションを明確にするためのポジショニングマップ、及びデザインの方向性を決めるためのイメージスライダーを作成した。
【STEP3】コンセプトシートの作成
STEP2で行った情報設計を元に、今回制作するフライヤーに対する制作コンセプトを設定した。そのうえでユーザーストーリー、配色、キーワードを設定、イメージボードを作成した。キーワード設定に際してはFigmaを用いて『SHETokyo』の特徴を表現する単語から連想しながら決めていった。
【STEP4】ワイヤーフレームの修正
クライアントから提供されたワイヤーフレームについて、STEP3で設定したコンセプトやユーザーストーリーに即して修正した。主な修正点は以下の通り。
【STEP5】デザイン制作
ワイヤーフレームに対し、ビジュアルデザインを施した。特に工夫した点は以下となる。
- アクセントカラーであるゴールドを左上『Grand Open』文字にグラデーションとして使用し、ペルソナである35歳女性の「小ぶりなジュエリーを品よく使いたい」という趣向に合わせ上質感を表現した。
- 『繊細さ』は幅0.2㎜の細長い長方形のあしらいで表現し、アイコンとして表裏面に使用した。
- フライヤー全体のトンマナと合わせるためIllustratorで自作した。お客様が近辺の2駅いずれから来店されても迷わないよう、両駅を載るスケールで制作した。サロンの位置を示す〇印は『Grand Open』の文字色と揃えた。
制作を通しての学び
- 今回の制作で主に使用したツールはIllustratorとなり、LPやバナー制作で使用したPhotoshopとは使用感が異なることを学んだ。それぞれのツールの特徴を理解し、制作物に応じて最適なものを選定したいと感じた。
- フライヤーはレイアウトの構成方法はバナーに近いところがあるが、印刷物としての美しさや、残り続けるモノとしての役割も意識して制作する必要があると感じた。いずれの制作物であってもユーザー視点に立ったデザインの設計が重要な点は不変だと再認識した。