生徒会会長
①生徒会選挙
実は、生徒会長への立候補は入学時よりずっと考えていた。しかし、それは決して「何かを変えたい」という思いや「何か生徒のために役に立ちたい」からのものではなく、純粋な好奇心からのものだった。
明確に出馬を志したのは2年生の春。きっかけは別の高校に進学した友人から生徒総会の話を聞いたことだ。私の高校には生徒総会がなく、生徒の間には学校に対する不満がくすぶっていた。私は学校とせいとの架け橋となり、全校生徒が少しでも快適かつ主体的に生活できるようにしたいと思った。
出馬時のマニュフェスト
①生徒総会またはクラス代表者会議の開催
②頭髪検査の回数削減
→増税で多くの理髪店が値上げし、生徒の負担が増えるため
③校内交流掲示板の設置
④他校との連携
しかし、1年次で生徒会活動をしたわけでもなく、部活のエースでもない私は他の候補者に「知名度」で圧倒的に不利であった。そこで、選挙活動期間の2週間ほぼ毎日中庭で演説を、帰宅後は10分間のライブ演説及び質疑応答を行い知名度向上とマニュフェストの浸透を図った。
結果全校約2000名中1000人超の投票によって会長に当選した。
②小さな事をコツコツと 「演説を楽しく」
生徒会長としての初めての仕事は就任演説だった。しかし思うように話すことが出来ず、生徒につらい時間を与えることとなった。今後も毎月生徒会長からの挨拶として3分程度朝礼で演説をするという仕事があり、そこで生徒への連絡や注意喚起を行う必要がある以上、しっかりと内容を聞いてもらう必要がある。そこで、演説の内容に身振り手振りや冗談を加え、「分かりやすく面白い演説」を心がけた。小さなことだが、大きな結果の種になると考える。
③感謝の気持ち、届けたい 首里城復興支援募金
修学旅行で毎年生徒がお世話になっている事もあり、生徒会として首里城火災の復興のための募金活動を行った。2学期終業式にステージに立って「修学旅行で私たちを笑顔にしてくれた首里城へ少しでも恩返しをしたい。私たちと同じように後輩たちが笑顔で集合写真を撮れるように、協力をしてください。」との演説を行い、全校からの協力を募り、結果20万円以上もの金額を集めることに成功した。一刻も早い首里城の復興を願う。

自分で社会問題の解決の具体的な手段を参画から実行まで行うことができたと考える。
④新型コロナ対策活動
新型コロナウイルス流行。それは生徒会活動にも大きな影響を与えた。生徒会が運営するクラスマッチは中止となり、掲示板設置や級長との会議も延期となった。しかし、コロナ下だからこその活動があるのではないかと生徒会で話し合い、昼食時の手洗いを喚起する放送を行った。時世に合わせた主体的な活動を行う貴重な経験になったと思う。
⑤他校との協力
2019年5月2日。「全国オンライン生徒会」が開催され、全国から約20名が参加した。私も実際に参加し、コロナ下での生徒会活動や行事での対応、生徒からの意見収集について話し合った。現在も参加者同士でのコミュニティを通じて協力している。他校の取り組みを知ることで、自校の改善点が見え、より良い成果につながると考える。
