【実践課題】バナー制作_英会話教室・お友達紹介キャンペーン

OVERVIEW

SHElikes PRO Designerの実践課題として実施。クライアントの依頼要件を満たすようユーザーストーリーを考えながら情報設計やビジュアルデザインする方法を学んだ。

YEAR 2025
  • 制作時間:4日間
  • 制作範囲:バナー制作
  • 制作ツール:Photoshop


制作物

  • Instagramのフィードへの掲載を想定したバナー

  • Xへの掲載を想定したバナー


制作要件


制作過程

【STEP1】ユーザーストーリー及び情報の優先順位の決定

今回制作するバナーを見た人にどのような体験をして欲しいかについて、ユーザーストーリーを考えた。具体的にどのような印象を受けるかについても想像し、言語化した。

【STEP2】レイアウトの作成

STEP1で設定したユーザーストーリーに沿って各要素の配置や文字サイズをレイアウトを作成した。まず先にInstagramについて作成し、情報の優先順位に変更が出ないよう留意しながら同じ要領でXについても作成した。人間の自然な視線の動きであるZの法則を意識した。


【STEP3】ビジュアルデザインの制作

ユーザーストーリーがより魅力的に伝わるよう配色や装飾を施してブラッシュアップした。特に工夫した点は以下となる。

  • ”あなたとお友達”を表現するための人物の写真

ターゲットが自身と友人を投影してもらえるよう、生徒側の女性は2名使用した。それぞれ元の写真から切り出し、講師側の女性と向き合った配置となるよう1名を反転させた。

  • 英会話スクールであることがわかる要素

背景に太字でサイズの大きなアルファベットをあしらいとして配置した。

  • 『ポップ』な雰囲気の表現

フォントはサンセリフ体で太字の「小塚ゴシック」とし、文字に厚めの縁をつけることでポップさを表現した。

  • 『夏らしさ』の表現

夏というワードから連想される青系統の色調をメインカラーとした。青空に浮かぶ雲を連想させる白をベースカラー、青の補色である黄色をアクセントカラーとした。


制作を通しての学び

  • ユーザーストーリーの設定、レイアウトの作成までは比較的順調に進んだが、ビジュアルデザインの制作に苦戦した。初案は以下であるが、クライアントが示すターゲット像である『英語初心者』向けであることが表現しきれていない点、文字のジャンプ率が不足して単調な点から再考した。クライアントが求める要件を正確に理解し、制作過程で一貫して念頭に置き続けていくことの重要さを学んだ。